Aug 5, 2009

2008年 世界の時価総額ランキング

週刊エコノミスト 8/11・18合併号の中国の特集からです。
記事では、中国の企業が上位に入っているよ、ということで載っていました。

英FTSE算出ベース2008年末終値
順位 企業名                    時価総額(億ドル)
1 エクソンモービル (米)            3997
2 中国石油天然気(ペトロチャイナ) (中) 2591
3 ウォルマート・ストアーズ (米)   2176
4 中国移動通信(チャイナモバイル) (中) 1968
5 P&G (米) 1809
6 マイクロソフト (米) 1765
7 中国工商銀行 (中) 1747
8 AT&T (米) 1677
9 ゼネラル・エレクトリック(GE) (米) 1666
10 ジョンソン&ジョンソン (米) 1641
11 ロイヤル・ダッチ・シェル (英蘭) 1603
12 ネスレ (スイス) 1553
13 シェブロン (米) 1490
14 バークシャー・ハサウェイ (米) 1423
15 BP (英) 1413
16 トタル (仏) 1326
17 中国建設銀行 (中)  1259
18 ファイザー (米) 1196
19 JPモルガン・チュース (米) 1157
20 ノバルティス (スイス) 1133

日本勢の上位
23 トヨタ自動車  1110
41 NTTドコモ 877
50 NTT 816
57 三菱UFJ・FG 704
70 任天堂 530

このランキングは年末ベースなので、年度ベースとはまた違ってくるかもしれません。
また、時価総額ランキングなので、売上ランキングとも違ってくると思います。念のため。

こうしてみると、やはり”オイル強し”、ですね。トップ20に6社入ってます。
そして、銀行・投資関係は4社。ただし、7位の中国工商銀行が最高位。
意外なことに、って別にそんなに意外じゃないかもしれませんが、製薬会社も3社入ってます。消費財のP&Gも近い位置づけかもしれません。
ちなみに、自動車は一社も入ってません。トヨタ自動車がようやく23位。ふっ。

それにしても、トップ10は米中のみ。う~ん、そうですか。
日本は・・・・・・・レベルが違うんですかね?

2 comments:

IKE said...

こうやって見ると中国スゴイね。
見込みというか、期待も含まれた価値なんだろうけど。
若干買いかぶりすぎな気も。。。

やはりこれからはマンパワー。マーケット(需要)。国土。成長性。が勝つってことですね。

どれをとっても今の日本は勝てないね。

いわしくん (yoshi) said...

もちろん、大きい企業がいいか悪いかという議論は必要だと思うが、トップ10に、いやせめてトップ20に一つ二つ入ってて欲しいね。

成長性はともかく、国単位でのマンパワー、マーケット、国土で勝負が決まるとは、僕はあまり思ってないです。
ネスレやノバルティスはスイスやし、今回のランキングには入っていないけどノキアはフィンランドやし。
特にヨーロッパの小国は自国だけでは食っていけないから、必然的に国外に打って出る必要があったんやけど、その意識があったからこそ、ここまでになったんだと思います。
それが普通のことだったんですね。
日本ももっとそうあるべきなんでしょうが。

それにしても、中国が外に打って出るような日が来たら、どうなるんでしょうか?