Dec 23, 2008

シネマイレージデイで1300円

火曜日はシネマイレージデイです。TOHOシネマズの会員は1300円で映画が見れます。

今日は「レッドクリフ part 1」を観てきました。
赤壁の戦いは三国志の中でも大きな見どころの一つなので、ぜひ観ておきたい映画でした。
part 1は赤壁の戦い直前で終わりでした。なので、なんか物足りない気がしました。
ただ、一応part2に向けて、三国志を知っている人にしかわからない伏線は張っているみたいです。
例えば、曹操がサイボウに「周喩を尊敬しているのか」と訊いた場面や、黄蓋が一度登場した場面とか(漢字が間違っているかも知れませんが勘弁してください)。
まあ、part2に期待しましょう。

今日は1300円ですが、映画の通常料金は1800円です。
これは安いのか、それとも高いのか。
やっぱり高いですよね。
ビデオを借りれば350円程度です。少し我慢すれば350円です。
大画面でないとダメという人もいるかと思いますが、これもただの思い込みかも知れません。そう思い込まされているのかも知れませんね。
「アクションは大画面で観なきゃ」、「これは映画館でこそ楽しむべき映画です」とか言われたらそう思ってしまいますよ。意識してなくでも、潜在意識にそんな考えが叩き込まれてはいませんかね?
映画業界の思惑にまんまと乗ってしまっているのかも知れませんよ。ふっふっふ。
ファーストデイ、レディースデイの1000円、レイトショーの1200円がせいぜい許せる範囲かも知れません。
しかも映画館に行くとジュースやポップコーンを買ってしまいます。だってキャラメルポップコーン好きですから。
こいつらのお金を合わせると、結構映画もお金かかるんですよねえ。
なんか考えてしまう今日この頃です。

それにしても、東京にはメンズデイがないのが許せません。
レディースデイがあるのに、なんでメンズデイがないのでしょうか。
仙台にはあったのにさ。

Dec 18, 2008

07年の日本の原油需要は日量497万バレル

バブルがはじけたようで、ここのところ大きく値を下げている原油です。
ついに1バレル40ドルを割ったようです。

「原油は数10年後に枯渇してしまう」などという話を耳にすることがあります。
特に最近は中国に代表される新興国の需要が非常に多くなっているという話もよく聞きます。
僕もそんな話を聞いて、「中国経済は発展してるし、世界の工場なんて呼ばれているし、めっちゃ原油を消費してるんやろうなあ」などと考えていました。
しかし本当のところはどうなのでしょうか?

今日の数字は上野泰也氏が「虚構のインフレ」という著書の中で引っ張ってきているIEA(International Energy Agency)のデータです。

中国の原油需要は日量754万バレルで、日本を追い抜き世界第2位らしいです。確かに中国の原油消費量は増大しているんですね。
しかし、世界第1位は当然ながらアメリカです。日量2079万バレルです。中国の2.75倍、日本の4倍です。まだまだ中国なんて目じゃないです。1位と2位の差が2.75倍なのですから、どれだけアメリカの消費量が大きいかということがわかります。

ところで、中国の原油需要は毎年30~40万バレル(日量)の規模で増加を続けており、今後も増加が続くようです。仮にアメリカの需要がそのままだとすると、約30年後に中国とアメリカの需要は同じくらいになります。まあ、アメリカの需要も伸びるのでしょうから、実際には50年後というところでしょうか。
もちろん、50年後にこれまでと同じペースで原油が消費できるかどうかは疑問ですが。
というか、それほど原油を使う必要がなくなっているかもしれませんね。

それにしても、アメリカが原油の消費を10%我慢すれば中国の5年分くらいの増加分をカバーできてしまうのだから、アメリカにちょっと我慢してもらえると環境的にも資源的にもいいんでしょうけどね。
成長期(かげりが見えてますが)の中国のことは、とりあえず大目に見てあげましょう。

今日のデータから、確かに中国の原油消費は伸びてきているが、思っていたほど現時点での需要は高くないことがわかりました。
これまでの僕の勝手なイメージと異なっており、勉強になりました。

Dec 17, 2008

2100年には0.15-0.3℃気温が下がる?

クロード・アレグレという人の「環境問題の本質」という本を読んでます。
その中に気候変動についての章があり、京都議定書についても書いています。
著者によると、「京都議定書の適用は過去にもなかったし、今後も決してない」とのこと。

なぜなら・・・

京都議定書の内容は、CO2の排出量を1990年に比べて5%削減することですが、その成果を数理モデルによって計算すると、2100年には0.15-0.3℃気温が下がるという結果になるらしいです。

へえ、気温下がるんや。上がらへんのや。それやったら、結構効果あるやんけ。

と思ったんですが・・・、

その結果を説明した図も載っていまして、それを見ると、京都議定書なしの場合は1900~2100年の間に約2.0℃気温が上昇するのに対して、京都議定書ありの場合はそれが1.8℃程度に軽減するということだったようです。
な~んだですね。
100年で効果はせいぜい0.3℃、約15%ですか。つまり、年間0.003℃ですね。
「京都議定書の推定コストは、3700億ドルならびに数百万人の失業者」とのことですから、その効果が年間0.003℃ではね。ちょっとどうかと思ってしまいますね。


最近よく思うのですが、ここのところのCO2排出に関する世の中の動きはちょっと過敏というか神経質な感じがしています。 作為的なものすら感じます(こんなことを言うのは嫌なのですが)。
「何年後には何℃気温が上がる」だとか、「海面が何メートル上昇する」だとか、僕は怪しいもんだと思っています。そんなものどんな式で計算するのか、どんな条件を与えるのかによっていくらでも変わってくるからです。地球温暖化という結果を導くことを目的として、その目的に都合の良い式や条件を設定していないと言い切れるでしょうか。
温暖化を主張する人達がそうかどうかは知りませんが、なんとなくそんな匂いを感じています。
仮説を立てることは重要ですが、仮説を目的にするとろくなことはないと思っています。

温暖化に対する、現時点での僕の考えは以下の通りです。

そもそも、本当にCO2が気温上昇の主要因かどうか僕は知りません。
また、自然の気候変動メカニズムに対して、人間主導のCO2排出がどれだけの影響を与えるのか知りません。
確実に言えることは何なのか。それは過去の気温の実測値の推移です。それらからここのところ、気温が上昇しているのは確かなのでしょう。何年後に気温が何℃上がるかは知りませんが、実測値のデータは確実です。
そして、CO2がその気温上昇に何らかの寄与を本当にしているのであれば、その排出は抑えたほうが良いと思っています。でも、何が何でもCO2の排出を抑えるべきというのではなく、経済や国民生活に影響を与えない範囲で抑制できれば十分だと思います。
犯人かどうかわからないけど容疑者なので捕まえておこう、という程度でしょうか。

もちろん、今後の勉強や経験によって考えが変わることはあり得ます。
ただし、恣意的に、感情的に判断しないように注意したいと思います。
宗教ではないですから。科学ですからね。

Dec 15, 2008

100%国産肉ハンバーガー

モスバーガーが、12/27に100%国産の牛肉と豚肉を使用した「とびきりハンバーグサンド」を発売するそうです。価格は390円。
どうやら100%国産肉のハンバーガーは大手チェーンでは初めてらしいです。

それにしてもなんですかこのネーミングセンスのなさは。ハンバーグサンドってなによ?ハンバーガーと違うの?
・・・とびっきり、はない気がします。21世紀に。

さて、今回初めて100%国産肉バーガーが登場ということは、従来はどこの肉を使っていたんでしょうか。どうだったんでしょうか。モスバーガーのホームページで見たところ、以下の通りだそうです。
 ・牛肉:タスマニア州をはじめとするオーストラリア南部とニュージーランド
 ・豚肉:チリ (チリ?)

ちなみにマクドナルドはどうでしょうか?
 ・牛肉:オーストラリア、ニュージーランド
 ・豚肉:アメリカ (うん。やっぱりアメリカですよね)

それにしても、モスバーガーの豚肉がチリ産とは。チリって豚肉の生産が多いでしょうか?
ちょっと調べてみましたがそんなでもないです。
ただ、チリの豚肉の輸出先は日本がトップみたいですね。ほとんど差がなく韓国にも輸出しているようです。
勉強になりますね。

さらにモスバーガーのホームページでこんなもの見つけちゃいました。
「食育への取り組み」
なんですって?ハンバーガー屋さんが、ファーストフード店が食育ですってか?
そもそも食育とはなんぞや?食育基本法(そんなもんがあるんですねえ)によると「健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている」らしいです。
そもそも、食育と最近言われるようになってきた理由の一つがファーストフード店なわけですよね。
う~ん、なんとも言えません。

まあなんにせよ、一回行ってみましょうかね。中野島のモスに。

Dec 12, 2008

1トンの貨物を1キロ輸送する際に排出されるCO2量・・・1/7

営業用トラック対比、鉄道輸送の場合(2005年度 国土交通省)です。ダイヤモンド(08/12/13号)の記事より。

盲点でした。
日本にはJRの線路がこれでもかってなくらいに張り巡らされているわけですから、鉄道輸送はどこへでも運べてしまうわけですね。しかも、トラックよりも1台の列車で運べる貨物が多いから、単位貨物あたりで考えると運転手など、必要な人も少なくてすみそうです。
また、長距離になればなるほどコストに違いが出てきそうだなと思って記事を読んでいると、正確なコストについての記述はないのですが、長距離になるほど鉄道(JR)のシェアが増えるという結果がありました。
501~1000キロでは鉄道輸送のシェアは7%しかないのですが、1001キロ以上では38%だそうです。
環境、特に温暖化やCO2排出に敏感な今日この頃ですから、CO2排出が営業用トラックの1/7の鉄道輸送は今後も伸びていきそうな気がします。
余計なことですが、この会社の人はもしかしたら「原油高がずっとこのまま続けばいいのに」とか思っていたかも知れないですね。

そもそも鉄道貨物は国鉄からJR各社と共に別れたJR貨物という会社が行っているらしいです。旅客部門がJR東海、JR西日本など6つの地域会社に分割されたのに対して、貨物部門はJR貨物の一社しかなく、全国ネットで鉄道貨物輸送を行っている唯一の事業体とのことです。貨物は長距離輸送が必要なので、統一されているほうが便利だったみたいです。そりゃそうやなと僕も思います。
なんと言っても、一番長距離を走る貨物列車は札幌~福岡間2130km走るらしいですから。

それにしても、最近ではいろいろ面白い貨物列車も登場しているようです。
例えば、
●佐川急便と共同開発した、世界初の特急コンテナ電車「スーパーレールカーゴ」(ネーミングはいまいち)
●トヨタの用命で開発した、名古屋~盛岡間を毎日往復する自動車部品専用列車「トヨタ号」(まんまかい)
など、「列車単位での新商品」開発なんかはおもしろいですよね。
いろいろアイデアも出てきそうです。

列車輸送。新しくもなんともないのですが、以外に熱そうです。
いったんは時代に見捨てられ、しかしやがて訪れた新しい時代からは歓迎される、なんてことになるのでしょうか。興味はありますね。

Dec 8, 2008

22.2%

「裁判員に選ばれたことを公表しない自信がありますか?」という問いに対して、「家族や上司以外にも話してしまうと思う」と答えた人の割合。 (週刊ダイヤモンド 12/13号)

それ以外にも「よくわからない」と回答した人が21.2%いるらしく、どうやらみんなしゃべってしまうみたいですね。裁判員に選ばれた事実を特定の人間以外に公表することは禁止されているとのことですが、う~ん、まあしょうがないでしょうね。禁止されていると言ったところで、大した罰則があるわけでもないでしょうから。
そもそも本当に禁止するなら、法律できちんと罰則を設けるべきでしょう。
ただ、禁止しますと言ったところで効果はないですよ。

赤信号で渡ることは禁止されている(?)ことですが、歩行者は気にせず渡ります。
もちろん僕も渡ります。渡らない人の気が知れません。それと同じことな気がしますね。
もっとも、スピードオーバーは捕まると罰則があるにも関わらず、なくなりませんが。

そもそも、日本がお手本にした、アメリカではどうなんでしょう?
陪審員に選ばれたアメリカ人は、話したりしないんですかね?
ジョン・グリシャムの小説なんかでは、被告側が調査をして陪審員候補を突き止め、大金で買収するシーンがありました。もしかすると、そんな裏の仕事もあるのかも知れません。

日本でも、法律に引っ掛かることがないのであれば(罰則の対象にならないのであれば)裁判員であることを武器に被告、あるいは原告に票を売る輩が出てきますかね?選挙なんかでよくあるよう(すいません、あくまでイメージです)に、票をお金やモノで買う被告も出てくるかも知れません。

結論、裁判員に選ばれても、黙っているのは無理。
まあ、どっちにしろ、僕は選ばれたくありませんな。そんな暇はないのです。

Dec 6, 2008

40億円

TBSの2008年9月中間期営業利益98億円のうち、不動産事業が40億円。(週刊ダイヤモンド 12/6号)
放送事業が8億円とのことなので、本業の5倍らしいですね。逆に土地を持っていなかったら悲しいことになるのでしょうか。

この記事では、貴重な放送免許を貰っている責任を感じているのか疑わしいと指摘しています。電波独占により築き上げたブランド力を使って、本業以外に力を入れすぎではないかとも。かなり批判的な記事です。

TBSのホームページで会社の組織図を見てみたけど、不動産事業部なんてものはないので、きっともともと持っていた土地資産の力が効いているんでしょうね。資産っていいですねえ。

それにしてもどちらかというと、僕の正直な感想としては「えっ、放送事業の営業利益って10億円ないの?」ってゆうほうが強いです。問題は本業以外に力を入れていることではなく、本業での利益が大きく落ち込んでいることではないでしょうか。
2007年上半期ゴールデンタイム(19時~22時)の平均視聴率はNHKがトップだったらしいです。
結局のところNHKに負ける民放なんかいらんなあ、と思う今日この頃なのです。