「裁判員に選ばれたことを公表しない自信がありますか?」という問いに対して、「家族や上司以外にも話してしまうと思う」と答えた人の割合。 (週刊ダイヤモンド 12/13号)
それ以外にも「よくわからない」と回答した人が21.2%いるらしく、どうやらみんなしゃべってしまうみたいですね。裁判員に選ばれた事実を特定の人間以外に公表することは禁止されているとのことですが、う~ん、まあしょうがないでしょうね。禁止されていると言ったところで、大した罰則があるわけでもないでしょうから。
そもそも本当に禁止するなら、法律できちんと罰則を設けるべきでしょう。
ただ、禁止しますと言ったところで効果はないですよ。
赤信号で渡ることは禁止されている(?)ことですが、歩行者は気にせず渡ります。
もちろん僕も渡ります。渡らない人の気が知れません。それと同じことな気がしますね。
もっとも、スピードオーバーは捕まると罰則があるにも関わらず、なくなりませんが。
そもそも、日本がお手本にした、アメリカではどうなんでしょう?
陪審員に選ばれたアメリカ人は、話したりしないんですかね?
ジョン・グリシャムの小説なんかでは、被告側が調査をして陪審員候補を突き止め、大金で買収するシーンがありました。もしかすると、そんな裏の仕事もあるのかも知れません。
日本でも、法律に引っ掛かることがないのであれば(罰則の対象にならないのであれば)裁判員であることを武器に被告、あるいは原告に票を売る輩が出てきますかね?選挙なんかでよくあるよう(すいません、あくまでイメージです)に、票をお金やモノで買う被告も出てくるかも知れません。
結論、裁判員に選ばれても、黙っているのは無理。
まあ、どっちにしろ、僕は選ばれたくありませんな。そんな暇はないのです。
No comments:
Post a Comment