Jan 16, 2010

ストップ安とストップ高

今週はJALが下がりましたね~。
2日連続のストップ安で一気に7円まで。
昨日は8円まで1円だけ戻ったみたいですが、これはきっと投機的な買いがあったんでしょうね。
JALの出来高がトップですから。
7円で買えば、10円で売ってもかなり儲かりますから。
まあ、なんというかいろいろ時間の問題ですね。


そもそも上場株の1日の値動き幅は、株価に応じて決められています。
そして、その決められた値動き幅だけ一日のうちに動いてしまうと、それ以上はストップさせてしまうわけです。
例えば、決められた値動き幅だけ下がった株はそれ以上売ることができなくなるわけです。これがストップ安です。
ストップ高はその反対。
あまりに激しい値動きから投資家を守るための制度と思っていいでしょう。

お恥ずかしい話ですが、僕はいくら下がればストップ安になり、逆にいくら上がればストップ高になるのか知りませんでした。
ちょっと調べてみました。

2010年からちょっとだけ変わったみたいで、現行制限値幅は・・・
1円~100円未満:±30円
100円~200円未満:±50円
200円~500円未満:±80円
500円~700円未満:±100円
700円~1000円未満:±150円
1000円~1500円未満:±300円
1500円~2000円未満:±400円
2000円~3000円未満:±500円
3000円~5000円未満:±700円
5000円~7000円未満:±1000円
7000円~10000円未満:±1500円
・・・・・・

こんな感じです。
大体、株価の15%~30%程度動いたらストップするみたいですね。株価の安い銘柄はもっと幅がありますが。
それにしてもわかりにくいですね。
一律で始値の20%動いたらストップとかにしたらいいのにと、素人の僕は思ってしまいます。まあ、株価の安い銘柄だけは別でもいいのですが。
この方が公平な気がするんですけどもね。わかりやすいし。


どうせ、こんな制限値幅を細かく決めても恣意的なものでしかないんですから。
それにしても、なんかこんなの多いよなあ、と思ったりしますわ。別に株に限った話じゃなくね。

Jan 10, 2010

都市鉄道の建設費比較

2010年最初の週刊エコノミストは「鉄道の世紀」と題した特集です。
大量輸送力を持ち、エネルギー効率が高く、環境性に優れることなどが再評価されており、世界中で建設の計画が相次いでいるとのこと。
そのような、世界の鉄道建設計画の動向と、それに対する日本企業の動向などについて書かれています。

鉄道建設計画には2種類あります。
都市間を結ぶ新幹線などの高速鉄道と、都市鉄道です。
今日取り上げるのは、都市鉄道です。


都市鉄道とは?
大きく4種類に大別されます。
①地下鉄、②LRT、③モノレール、④新交通システム(無人運転で、自動車交通の影響を受けないシステム。例:ゆりかもめ)
LRTはLight Rail Transitの略で、日本語では次世代型路面電車と言うらしいです。いつから見て次世代なのかは分かりませんんが、いわゆるトラムと思っていいでしょう。まあ、路面電車です。

上記の4種類の都市鉄道ですが、それぞれ長所と短所があり、各都市がどれを採用するのか決定されています。多分。
何も考えないで、つまり比較検討など全くしないで採用している都市などないと思います。日本には。そう信じましょう。
LRT以外の大きな長所としては、自動車交通の影響を受けないということです。逆に影響も与えません。地下とか高架を走りますからね。
逆に短所として、建設費が高いことをまず挙げておきます。当然、地下を掘ったり、高架を作ったりしないといけませんからね。
さらに、地上レベルからの乗降が手間。特に地下鉄。新しい線はより深く、ホームまで時間がかなりかかります。
一方LRTは長所、短所が全て逆ですね。
さらに、LRTは欧州で多く採用されているとのことですが、これには都市再生の視点が大きく影響しているとのことです。
「自動車から歩行者中心のコンパクトシティーを目指す動きと、軌道があることによる公共交通としての存在感や分かりやすさが選好され、LRTは今後、欧州のまちづくりに欠かせない存在になっていくだろう」
とわかるような、わからないようなことが書いてあります。
なんにせよ、利用できる土地があるのであれば、外見にも美しいLRTは街のシンボルにもなりますからね。
僕は結構好きです。


さて、気になる建設費です。1キロ当たりで比較しています。
①地下鉄:250億~350億
②LRT:12億~25億
③モノレール:100億~190億
④新交通システム:70億~120億

全然違いますね。
地下鉄は一番お金がかかるのですね。
やっぱり、土地があるのならば、LRTがよさそうな気がします。地下鉄の10分の1以下ですからね。

仙台も新しい地下鉄を掘るのではなく、LRTという選択肢はなかったのでしょうか?
土地はたくさんありそうなのですが。
単純計算ですが同じ費用で地下鉄の10倍以上の交通網ができます。それも地下鉄より短期間で。
国分町や一番町などの繁華街と、仙台駅を簡単に行き来できるようになると(実は結構歩くんですよね)、もっと便利になると思うのですが。



Jan 4, 2010

2010年

2010年が始まりました。

昨年は10月くらいから、このブログの更新が遅れてしまいました。
今年はもう少し書きたいと思っています。少なくとも毎週更新したいと。

今年はいろいろありそうです。チャレンジの1年です。
まあ、本当は毎年そうなんですが。
去年も結構いろいろありましたし。個人的にも、世の中的にも。

なんにせよ、楽しんで、そしてがんばることですね。