7/8の日経の記事です。
日経による「第37回専門店調査」の結果だそうです。家電製品などで上位企業のシェアが高まっているとのことです。
2008年度の上位5社のシェア合計(売上高ベース)は家電(首位はヤマダ電機)が71.8%、家具(首位はニトリ)が93.2%とそれぞれ2004年度から12.8%、4.9%の上昇とのことです。
さらにカジュアル衣料(首位はユニクロ)は76.3%(1.4%上昇)、紳士服(青山商事)は78.2%(4.7%上昇)です。
この傾向は今後も続いていくんだと思いますね。さらに、家電大手がまさにそうなのですが、上位企業の統合や買収によって、上位5社じゃなく上位3社でほとんどのシェアを取るようになっていくんだと思っています。
そして、その中でも1位の企業が過半数を抑えて残りを2社が分け合う形になっていくのではないでしょうか。その場合には、規模にものを言わせ、価格で勝負できる企業が強くなっていくと思っています。まさに家具業界ではニトリが56.1%のシェアらしく、その通りになっているいい例だと思います。
最後にこの調査結果の紳士服の部について見てみると・・・
青山商事:33.8%
AOKIホールディングス:17.5% (青山の52%)
はるやま商事:10.8% (青山の32%)
コナカ:9.2% (青山の27%)
ワークマン:7.0% (青山の21%)
ジップの法則(1/kの法則)にきれいに沿っているのがわかります。面白いですね。
ちなみに、家電製品、家具の部はそうでもなかったです。
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