Jan 17, 2011

70歳まで働くの?(2)

前回の続きです。「70歳まで就労目指すシンポ」という1月11日のNHKニュースについて。
前回は年金の話がちょっと長くなってしまったので、回を変えて続きを書くことにしました。
就労と年齢について。


僕は別に70歳まで働きたい人は働いたらええやん、って思います。75歳だろうが、80歳だろうが、働きたい人は働いたらいい。高齢になってもすごい人はたくさんいるもん。
企業にとってもそのほうがいい場合は多々あると思います。まあ、年功序列に基づく給与体系を前提にするときついものがあることは確かなんでしょうが。やっぱりここが一つのネックやね。
そういう人達を、有能で意欲のある人を、高齢であるという理由だけで切ってしまうことには反対。
別に企業である必要もないんやけどね。

そもそも制度で縛る必要はないんじゃないかなあ、というのが僕の考えです。逆に定年を70歳までにするという制度もいらない。そんなのフリーでけっこうです。企業が判断したらいいんでないの。
国も企業も別に高齢者を採用する努力なんてしなくていいんですよ。年齢に関係なく、企業は必要な人材を採用する。必要じゃない人、必要じゃなくなった人は放出する。それでいい。そうできるようにすべき。
ただし、企業は今を生き延びることだけじゃなく、将来のことも考えないといけないですよね。であれば、年齢に関係なくと言いましたが、企業としてはやっぱり若い世代の雇用に関しては考える必要があるかな。
新しい血は常に必要ですし。時代は常に変化してますから。
そうやって世代交代が随時行われていく。
だからといって、新卒である必要は全く無いんですが。。。新卒採用、、、あ~、あほらし。
定年制度があろうとなかろうと、世代交代は自然と図られるうようになるべき。だから、フリーでいい。自分たちで世代交代できないところは潰れてもいいでしょ。それも企業の能力です。
これが勝手なベキ論であることは承知の上ですが。

ちょっと前からネット上では、いろんな人が新卒採用についてとか、解雇規制についてとか、労働市場についてとか書いており、けっこう盛り上がっていました。
僕は解雇規制はどんどん緩和して、企業が容易に従業員を解雇できるようにすべきだと思います。それが労働市場の流動性につながる。そうすれば、いろんな経験を持った人が市場に出てくるんじゃないでしょうか。そして企業がこういった人たちを採用することによって、新しい考えや価値観を注入できる。
そこに年齢は関係ないでしょ。経験は需要なファクターですが、必ずしも年齢=経験ではないですもから。


まあ、なんでしょ。。。別にこの話題に限らないんですが、とりあえず、いろんな規制は最小限でいいよなあ、と思う今日この頃です。いや、昔から思ってますねえ。


ちなみに僕は70歳になろうが、80歳になろうが、現役でやっていたいと思ってます。何やるかはまあ、その時々でおもしろそうなことを。


ファイト!

No comments: