Jun 24, 2009

東芝のLED電球が5000円に

ものすごく久しぶりですが、何事もなかったかのように更新します。

6/22に東芝が今夏に5000円のLED電球を投入することをリリースしました。40W、60Wの白熱電球と同等の明るさの電球です。

電球に5000円なんて高いと思う人も多いかも知れません。その気持ちわからないでもありません。でもこいつらのすごいところは同等の明るさなのに、白熱電球対比消費電力が約1/8。しかも通常の安い白熱電球の寿命が1000時間程度なのに対し、LED電球の寿命は4万時間。オーダーが変わってしまいました。
ということで、まあエコな照明と言われるわけです。

今回僕が衝撃を受けたのは値段です。だって、現在東芝はLED電球を1万円で売ってるんですよ。それが、一気に半額の5000円。ちょっとすごいです。いろんな意味で。
これまでLED電球を出していたのは、僕の知る限り東芝だけでした。だから値段も1万円でいけてたのでしょう。売れていたかどうかまではわかりませんが(さすがに、そんな高いもんほいほい売れたりはせんやろうとは思うけど)。
しかし、6/11にシャープが7月にLED電球市場に参戦することをリリースしました。しかも値段は4000円。さすがに4000円に1万円では勝負になりませんので、東芝も5000円にまで下げざるを得なくなったのではないでしょうか。ただ、4000円に対し、5000円までしか下げないということは東芝にとってこの辺が利益のでるぎりぎりのところだったということでしょうか?それなら1万円という価格って?とも思いますね。

今後さらにLED電球市場に参入する企業が出てくるでしょう。ただ、僕の考えではLED照明の市場が儲かるのは今後数年~10年程度でしょう。電球は価格がすごく下がって普及していくかも知れませんが。
すぐ後ろには有機ELがせまってきています。 

No comments: