6/24の読売です。
―20歳代の6人に1人が「金融資産ゼロ」であることが、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(東京)の調査でわかった。― そうです。
学生を含む3756人の20~29歳の男女からの回答の結果、
預金や株式などの金融資産は「なし」と答えた人が17・7%、25万円未満が19・3%だそうです。
―約6割が100万円未満の資産しか持っていなかった。― とあります。
いろいろ言いたいことがありませんか?
このアンケートにどこまで意味があるのか。どこまで真剣に考える必要があるのか。この結果から結論を出してもいいものなのか。
学生を含むって・・・。金融資産をがっつり持っている学生は想定しにくいと思うのですが?平均的な一人暮らしの学生はこのご時世、仕送りも少なくなり、金を貯める余裕なんてないのでは?それに、金を稼ぐ、貯めるは学生の目的ではないと思います。あくまで個人的な考えですが。
学生と社会人をごちゃまぜにするのは危険だと思います。
また、大学院まで行った人は奨学金をもらっていた人もそれなりにいるでしょう。それらの人たちは資産どころか、負債を持っています。
このアンケートでは資産があるかどうか、という質問をしていますが、逆に負債については質問しなかったのでしょうか?資産と負債は対になるものです。数直線はプラス方向だけでなく、マイナス方向にも伸びていると思うのですが。
それに、20~29歳というのも幅が大きすぎでしょう。特にこのくらいの年代の人たちは大学生(→大学院生)→社会人という大きな変化のなかにいます。この変化のタイミングは人によって数年変わってきます。それを考えると、この年代をひとくくりにしてしまうのはどうかと思います。
せめて、社会人1年目~3年目、くらいのくくりのほうが実態が分かりやすいのではないでしょうか。
30~40歳とか、40歳~50歳というまとまりであれば、まだましだったかも知れませんけどね。
え~っと、この前30歳になったので、このアンケートの中から外れてしまいましたが、なんだかんだ言って、僕もお金ありません。残念ですが。ゼロではないのですが。
稼がねば・・・
さて、この読売の記事は
―同協会は「今後の安心感を得るためにも、ぜひライフプランの具体化に取り組んでほしい」としている。― と結ばれています。
これが、アンケートを実施した協会の結論なのか?何のためにやったのさ?だからなんなのさ?
アンケートやるなら、対象や項目にもう少し頭を使ったほうがいいと思いました。
読売新聞もこんなしょうもない記事書いてもしょうがないでしょう?
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