Jul 11, 2010

税金どうなるの?

バンクーバーにもついに夏がきました。ここ2,3日ほど、とても暑い。
昨日なんか、朝7時の時点で20度超えてましたね。そして、午後には30度くらいにはなっていたでしょう。
おそろしや~。
まあ、来週は少し落ち着くようです。最高気温25度、最低気温15度くらいが理想です。

さて、参議院選挙ですね。
今回は特に消費税など、税金についての議論が盛り上がっているみたい。
どっちの政党が政権をとっても、消費税はいずれ10%になりそうだし、某首相はわけのわからない税還付とか言ってるみたいだし。
演説に行く先々で税還付の基準が変わるってのは・・・、考えもなしにしゃべってるとしか思えない。

僕はいつも思うのですが、消費税!!!とか法人税!!!とか所得税!!!とか単独で話もしょうがないのではないでしょうか。
だって、これは全部税金ですもん。お金ですもん。
結局誰がいくら払っていて、それがいくら払うようになるのか、っていうのが重要だと思います。
したがって、各税金を単独で扱うのではなく、例えば消費税と法人税と所得税と、、はまとめて考える必要があると思います。
そして、トータルで見て、税収が増す方法を模索すべきだと思っています。ただし、フェアな方法で。
所得税の累進課税を促進するなんてのは、全くフェアじゃないと思うのですが。
消費税はまあ、フェアだとは思いますが。ただ、還付とか言い出すのはねえ。増税分がコストでなくなっちゃうんじゃない?
増税には反対ではありませんが、少なくともフェアにお願いします。
結果の不公平は不公平ではありません。機会の不公平が不公平なんです!


そして、所得税、法人税が更に上がったりすると、本当に企業や高所得者は日本から出て行くのでは?
「本当に出て行くの?」って言っているのは、ほとんどが高所得者じゃない人ではないでしょうか?それか、ムダに高所得者だけど、外では戦えない人?
ツイッターなんかでも、「高所得者が日本から出ていっちゃうよ」とつぶやいているのは当の高所得者だったりしますもん。本当に出て行っちゃいますよ。というか、出て行っちゃってますね。
企業も、多分。
楽天って、本当にずっと日本にいるつもりなのかな?ユニクロも。公用語に英語を採用するらしいですからね。
グローバルに戦うのであれば、グローバル世界の拠点に本社機能を置くほうが確実に有利なはず。であれば、東京に本社を置くことに意味はなくなると思います。東京が拠点になりうるのは日本市場をターゲットにする場合でしょう。アジアで考えるならば、香港やシンガポールのポジションはすでに東京よりも上でしょう。
東京に海外から企業を誘致する、あるいは既存の企業を留めるためにも税制って大事ですね。

なんて、常々考えているのですが、この記事うまくまとまってます。アグリーです。読んでみてさい。

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