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Sep 18, 2011

北極海まわりのあれこれ


地球全体が温暖化しているのか(そして、仮に温暖化しているとして、それは続くのか)はさておき、北極海では確かに海氷が減少しているようです。


そんな氷が減っている北極海について興味深い記事が2点ほどありました。

■北極海の石油開発(日経新聞、9/1)
北極海には、未発見の石油の1割強、天然ガスの3割が眠っているそうで、氷が溶けて開発しやすくなってきたことから、石油大手による開発が本格化してきたとのこと。

エクソンモービル(米)はロシア国営石油最大手ロスネフチと組んでロシア西北部沖で、
ロイヤル・ダッチ・シェル(英蘭)は米アラスカ沖で、
シェブロン(米)はカナダ沖で、 などなど


まあ、おそらく問題がないわけでもない。
沿岸諸国の国益に絡む問題が生じる可能性がまずあります。なんといっても、ロシアの存在が少し不気味ですね。たとえ決まった事であっても、いろんなことがひっくり返る可能性がないとはいえない国ですから。
また、地球温暖化の原因が人的要因であると考える人が多い(僕はまだまだ懐疑的ですが)ことから、これらの開発には様々なところから横槍が入るかもしれません。
「自分たちで温暖化を引き起こして、シロクマ(まあ、温暖化の犠牲のひとつの象徴ですね)の住処を奪っといて、今度はそこの資源を開発することでさらに自然を破壊するのか」とかなんとか。。。

これらの問題には政治でしっかりと対処して欲しいと思います。開発できるのあれば、するにこしたことはないですから。
中東の不安定さはしばらく、へたすると長期間続く可能性があります。リスク分散という意味でも、北極海で石油が取れることは重要なことだと思います。日本は石油輸入のほとんどを中東に依存していることからも、この北極海開発には積極的に絡んでもらいたいと思います。
そういう意味でも、日本はロシアとの関係をしっかり保っておくべきなんですよ。


■衛星と北極海航路 (日経新聞、9/15)
ウェザーニュースが北極海の海氷を観測する超小型衛星を1年後に打ち上げるとのこと。
海氷が減少している北極海において、リアルタイムで海氷の動きを予測し、安全な北極海航路を示すことが目的らしいです(夏だけ商用船の航海が可能になるらしい)。衛星はアクセルスペースとの共同開発らしいです。僕の後輩もこの衛生の開発に絡んでるそうです。

北極海に航路が開拓されることは、欧州~アジア間の輸送において非常に大きな意味を持ちます。
まず輸送距離が大きく短縮されます。
スエズ運河経由の2/3、喜望峰経由の1/2になるそうですから。
ということは、輸送時間も、燃料も大幅に軽減できます。
これは船側にとっても、荷主にとってもよいことですね。効率もよくなります。
また、海賊の多い海域を通らなくてもよい、という意外な利点もあるようです。まあ、最近はソマリア沖、東南アジアなどで職業としての海賊が多くいますからね。

そしてこの記事を読んで思い出したのが前々回書いた記事(「シベリアをアラスカをトンネルで結んでどうすんの?」)。なんかよけいにいらん気がするんよなあ。。。

Sep 10, 2011

国内生産回帰と海外生産強化

9/9(木)の日経新聞に面白い記事が隣同士に並んでいました。


ひとつは、富士通とソニーがパソコンの中国製造を減らし、国内製造を増やすという記事。
中国製造の人件費が過去5年間で2倍になったなど、コスト面において中国製造のメリットが薄れたことが大きな要因とのこと。それだったら、「日本製」(高品質だよってアピール)をひとつの武器にして国内出荷のみならず、輸出も伸ばしていこうということみたいです。


ふ〜ん。中国がダメなら日本に戻るのか。
中国の人件費が高騰したなら、もっと人件費の安いところに製造拠点を移動するんじゃダメなんですかね?
中国の人件費が高騰したため、工場をベトナムに移したとか、よく聞く話ですけどね。
それも全部含めて、日本で生産したほうが有利だと判断したということでしょうか。


ちなみに、その富士通ですが、記事によると
13年度にパソコンの世界販売台数を1000万台とし、輸出を11年度の3倍の約220万台に増やす方針。
なんだそうです。まあ、ほとんどが国内出荷という現状だけど、これから輸出を増やしていくときには「日本製」が武器になると踏んだんでしょうか。
個人的には「日本製」どこまで響くのかよくわかりませんが。「日本製」が効くというよりは、「日本メーカー」の信頼性が効くんじゃないかという気がします。
輸出を特に増やしたい先は、東南アジアと中近東らしいですが、じゃあ、そこで作ったほうがコスト的には安いんじゃないでしょうか。特に東南アジアはいまだに、日本の企業を一生懸命誘致してくれてますしね。
東南アジア製造の「日本メーカー」の製品。あかんの?日本製でも東南アジア製でも性能に違いはないでしょ?
間違いなく近い将来(もしかしたらすでに?)日本よりも市場が大きくなるやろうけどなあ。


ほんでもって、この記事の隣にあったもうひとつの記事というのが、トヨタ自動車が300億円をつぎ込んでインドネシアに新工場を建設するというもの。
”インドネシアは東南アジア最大の自動車市場への成長が確実視されており”とあるが、そんなもん人口が違うんやから100%間違いないです。
すなわち、成長するインドネシア市場含む東南アジアで販売する自動車の多くを現地で製造しようという考え方。
そのほうがコスト面で安いからでしょう。


先程のパソコン業界の話と反対ですね。
どっちがいいかは難しいところですが、というか製品サイズも違うものなので比較するのも難しいですが(自動車の場合は小さくて軽いパソコンとは輸送費の面でもコストが大きいから、販売する所からできるだけ近い場所で製造したい欲求はパソコンより強いはず)、個人的にはトヨタよりですね。


それにしても、業界によって(このケースでは)動き方が違う。おもしろいですね。
まあ、業界によってというか、グローバル度合いによってなのかも知れませんけどね。



Sep 7, 2011

シベリアとアラスカをトンネルで結んでどうすんの?


先週GIZMODEで見かけた記事ですが、いまいち狙いがよくわかりません。


シベリアとアラスカを結ぶ世界一長い海底トンネルの建設へ! 超巨大プロジェクトがスタート


15年かけてシベリアとアラスカを結ぶ105kmの海底トンネルをつくるそうです。
これによってロンドンとニューヨークが鉄道でつながるんだとか。
この記事を読んだときは「おーっ!」って思ったんですが、よく考えると何でここに海底トンネルが必要なん?

物資輸送に使用される予定であり、年間1億トンの物資が運べるそうなんですが、それってすごいのか?
ロンドンとニューヨークが結ばれるといっても、ロンドン(というかヨーロッパ)からニューヨークまで鉄道で物資を運ぶのって非効率だと思います。
時間的にも、お金的にも。
現在、遠距離の物資の輸送には主に航空便と船便が使用されています。トラックや鉄道もありますが、これは主に港(空港)まで荷物を運ぶ、あるいは港(空港)から荷物を運ぶことが目的でしょう。

基本的に、航空便はかなり高いけど、時間的には一番速い輸送手段です。
船便はちょっと時間はかかるけど、一度に大量の荷物を安価に運べます。
一方でトラックは小回り・融通が効きやすいですが、一度に運べる量は少なく、輸送費も高い。
そして、鉄道は線路がないと動けないためそこまでの小回りはききませんがトラックよりも大量の荷物を安価に運べます。しかし、量・価格のどちらをとっても船にはかなわないと思います。


となると、大量の物資を遠距離に運ぶにはやはり船なんですよ。
時間の面を考えても、ヨーロッパ〜北米をつなぐのであれば、大西洋を船で渡ったほうが早いはず。おそらく2週間程度で結べるでしょう。

じゃあ、カリフォルニアなど西海岸にi物資を運ぶ場合はどうなの、と思いますが、それでもアラスカから南下するわけですからね。有利になるかどうか・・・
というわけで、個人的にはヨーロッパから米国への物資輸送目的でこのトンネルが建造されてもペイするとは思えないです。というか、この目的でつくるのであればお金と時間の無駄ではないかと思ってしまいます。


じゃあ、仮にヨーロッパ〜米国の物資輸送が目的じゃないとすると・・・?
物資輸送が目的なら、ロシア中部からシベリア〜米国?トンネル掘ってまで運ぶ価値のあるものが存在する?
天然資源しか思いつかないけど、、、さすがにトンネルつくって運ぶことはないでしょう。例えば石油とか天然ガスならパイプラインでいいもんね。


じゃあ、仮に物資輸送が目的じゃないとすると・・・?
もうよくわかりません。
案外、失業者対策だったりしてね。

Sep 4, 2011

世界各国から人がいなくなるまで

エコノミストに面白い図がありました。


歴史の終わり、すなわち世界各国から人がいなくなるのがいつごろか、
を表したグラフです。
人がいなくては国は存続しえません。

これによると、例えば
香港は西暦3000年を 迎えることができず、3000年〜3500年の間に、
シンガポールや韓国にも人がいなくなっていくようです。
日本はというと、、、ほぼ中国と同時期、3500年になる直前に人がいなくなってしまう計算になってますね。あと、1500年か。。。
戦争もなく、国の存続に関わる大きな災害もなく(つまり、日本沈没みたいなのはなくってこと)、自然減少だけでも1500年。。。ちょっと短いよなあ。

さて、これ、どういう計算をしているかというと、
現在の出産率の中の女の子が生まれる比率を使って、ひたすら女性の数を追いかけているだけ。計算はとっても単純です。

例えば、記事の中でも紹介してますが香港の場合、
現在1000人の女性から女の子が547人生まれることが期待できるそう(54.7%)で、その547人から次世代には299人の女の子が生まれる計算になります(547x54.7%)。
香港女性の平均出産年齢が31.4歳であることを考慮すると、香港の女性人口は現在の375万人から25世代後の2798年にはたったの1人になってしまうんだとか。女性がいなくなれば子供は生まれないので、歴史の終わりというわけ。

前週号でも 紹介されていましたが、アジアの国々で特に結婚年齢が上がり、結婚しない人も増えています。そして生まれる子どもの数も減少しています。
出生率は欧米より低くなり、人口はどんどん減っていくでしょう。
個人的にはこれらは個人が選択する問題であり、ああしなさいとかこうしなさいとか、そんなんないよなあと思ってます。好きにしたらいい。
とはいえ、確かに人口が減少していくというのは問題やなあ。人が少なくなればなるほど国は元気がなくなっていきますからね。経済も発展しない。

今回の数値は半分ジョークみたいなもんだとしても、言ってることは間違ってない.。
なんとかしないといけないのかもしれないけど、もう手遅れな感もあります。
移民の積極的な受け入れ、子供に対する給付金(ただしやるなら不公平感なくね)、子供ができても働くことのできる環境づくり,など、語りつくされている感はあるものの結論・進展のなかなか見えないこれらのことをやっぱり考えないといけないですね。

Aug 24, 2011

NTTドコモが自動車「シェア」らしいけど、どうなるかな?

新聞の切り抜きをしているとたまに困ることがあります。
それは、両面に面白い記事がある場合。どっちを生かそうか迷ってしまうこと。
今日の日経の記事もそんな感じでした。
悩んだ末に残したのはこっち(逆面はLCCの記事でした)。


NTTドコモがスマホのGPS機能を利用して自動車共同利用システムを開発したという記事です。
駐輪場に設置した「サイクルポート」にスマホをかざして会員認証し、自転車を使用することができるというシステムらしいです。このポートを複数個 設置することで、利用者は好きな場所で借り、好きな場所へ返すことができるとか。
専用アプリにはポートの位置や利用できる自転車の数も確認できるとかで面白いかなと思います。
2011年度中に約5自治体への納入を計画しているとかで、まだまだ試験の要素が強い段階でしょうけど。


面白いと思う反面、問題点もけっこうありそうです。


1. 利用者をスマホユーザーに限定してしまっている
これはサービスの前提の部分なので問題と言ってしまうのはどうかとも思いますが。
MM総研のリリースのよると、2011年3月末のスマホ契約数は955万件。
ターゲットの設定次第なのかも知れませんが、どのくらいの利用者を見込んでいるのか。はたまた、どれくらいの規模で成長すると想定しているのか。
少なくとも多くの高齢者には利用できないサービスになりそう。


2. 課金を「おサイフケータイ」機能を使って行うという点
おサイフケータイがないスマホは使用できないの?そこんとこがよくわかりません。
現時点では「おサイフケータイ」機能がついていないスマホの方が多いのでは?そういう人は使用できない?ということは、現時点でどれくらいの人が利用するのかちょっと疑問です。
iPhoneユーザーはダメってことでしょうかね。ドコモだけにやっぱり。
まあ、これはいずれ解決されていくことなのかも知れませんが、今のところはよくわからんです。
少なくとも僕は使えなさそうです。


3. ポート間の自転車数のバラつきをどうするのか
これは誰かが常に調節しなければならない問題でしょう。
担当者がポートごとの自転車数がバラつかないように、あるいは決められた台数になるようにトラックに乗せて運ぶ必要が出てくると思います。
実際に欧州におけるコミュニティ・サイクル発祥の地であるウィーンでも、2007年からコミュニティ・サイクル・システム「ヴェリブ(velib)」を運営している パリでも、専用トラックに自転車を載せて、ステーションごとの自転車の台数バラつきを調整しています。
この部分を民間に委託するにせよ、自治体が行うにせよ、費用が掛かってきます。
この費用が利用から上がる収入に見合うものなのか、しっかりと考える必要があるでしょうね。
これはパリのシステムでも大きな問題になってるようですからね。
まあ、フランスには「公共交通の黒字こそ悪」というよくわからない考えがあるようなので、一概には言えないのかも知れませんが。


4. 盗難・故障などへの対応はどうするのか
これもコミュニティ・サイクルにつきまとう問題でしょうか。
利用者がポートの使い方になれていない場合とか、ちゃんとロックできない可能性もあります。
ちょっと利用の盗難とか普通にありそうです。ただでさえ、駅前のチャリが盗まれるとかしょっちゅうありますからね。自転車にGPS機能付けますか?それやったら別にスマホいらん気もしますよね。
また、パンクとかいろんな故障はけっこうありそうです。
パリでは、故障により修理が必要な自転車は1日1500台にもなるそうで、修理班が3交代制の24時間体制で市内を巡回しているとか。ホンマかいな。。。
パンクなどその場で対処し、大きな故障は、セーヌ川に浮かべた修理船に運ぶんだとか。ちょっと笑ってしまいますが。すごいなあ。
まあ、ここまでせんでもいいとは思うけどね。ってか無理やろ。


5. 海外からきた観光客は使えないのか
まあ、別に問題でもないですけど、ちょっと残念かな。




まあ、このくらいいろんな事例を参考にしていろいろ考えてはいるんだろうけど。
それでもなかなかうまくいかないのが現実なんじゃないかなあ。
さてさてペイするのかな。
広告媒体として利用することも可能かとは思うけど、どれくらい収入入るかな?
興味はすごくあるんですけどね。
コミュニティ・サイクルってやりかたによってはすごい面白そうやもんなあ。


ちなみに欧州の例はこの本に出てます。
片野優著「ここが違う、ヨーロッパの交通政策」
都市政策にはちょっと興味あります。

Aug 19, 2011

加速する(?)ビール会社の海外展開

前回に引き続きビールの話です。
8月はビール関係のニュースがけっこう多かったですね。


まずは国内ビール大手4社の上期決算。
売上高は
キリンHD 1兆141億円
サントリーHD 8,331億円
アサヒ 6,516億円
サッポロHD 1,944億円


こうしてみると、4大というか3大ですね。
しかも、日経の記事によるとサッポロは3月に買収したポッカの寄与が大きかったとか。
エビスという優良ブランドを持っているためがんばれてはいますが、今後の展望が重要かと思います。言ってしまえば国内外の他企業から見れば狙い目だったりして。
さすがにそれはない?




海外買収の話題もありました。
キリンがブラジルのスキンカリオール・グループを約2000億円で買収。ブラジルのシェア2位の企業らしいですね。2010年12月期の連結売上高は約2852億円とか。
でかい動きしましたね。いい買い物だったのではないでしょうか。
この買収のせいで、格下げされましたが、まあ問題ないでしょう。
危機感を持って海外展開を進めているキリンのこの動きは好感がもてます。




一方でアサヒはニュージーランドのインディペンデント・リカーを約1000億円で買収するとか。
2010年度の売上高は300億円弱らしいです。ニュージーランドでシェア1位とのことですが、ニュージーランドでの売上なんて大きなものじゃないですよね。
オーストラリアでのシェアは3位とのことなので、ここでの成長がねらいなんでしょうか?
アサヒは2010年に約7%だった海外売上高比率を15年までに20%以上に高める計画らしいのですが、ここまでの買収はキリンと比べるとなんか小粒。
世界のビール企業が収斂している現在、待ったなしの状況のはずです。
これからのより積極的な動きに期待でしょうか。




ちなみに、世界最大のビール企業アンハイザー・ブッシュ・インベブのIR資料を見ると、上期の売上高は18,955百万ドル。1ドル80円で計算すると約1兆5000億円。
まあ、今は円高ですからね。それでもキリンの1.5倍あります。というか1.5倍しかないというべきか。
ただ、経常利益額の違いに驚きます。上期の経常利益
キリンは725億円、一方のアンハイザー・ブッシュ・インベブは4,640億円(1ドル80円)。これが世界の優良ブランドを抱える企業の力なんでしょうか。


まちがいなく、これからも企業の統合は進むでしょう。
その流れに乗れない企業は買収の対象になっていくと思います。まあ、それはそれでいいと思いますが。
日本人は日本企業が海外企業を買収することには賛成しますが、逆に海外企業が日本企業を買収しようとすることに強い拒否反応を示しがちです。
そんなこと言ってる場合じゃなくなってるし、国なんて関係ない時代になるかもしれません。


さてさてどうなっていくんでしょうか。

Jul 27, 2011

ボーイングかエアバスか

世界中で航空機といえばボーイング(米国)かエアバス(フランス)。そして遠く離れた第3位に確かカナダのボンバルディア(プライベートジェットはボンバルディアが世界シェアトップ)。


The economistの最新刊にとっても小さいけど、とっても興味深い記事がありました。
アメリカン航空が460機の航空機(通路が1列の小型)を購入するのですが、内訳が
200機のボーイング737と260機のエアバスA320だそうです。
過去数十年にわたってボーイングのみから航空機を購入していたアメリカン航空が、ヨーロッパのエアバスから航空機を購入する。
これは航空産業にとってとても大きなニュースのようです。
エアバス機の方が燃費がいいみたいですね。それが理由だそうです。


それにしてもここのところエアバスはボーイングに対して優勢です。


先日(7/22)も日経新聞にアジア戦略においてエアバスがボーイングを大きく先行しているという記事がありました。
この記事でも主役はエアバスA320機。主にLCC(格安航空会社)に使用される小型機で、
今年に入ってインドのインディゴが180機、マレーシアのエア・アジア(ANAとの提携が発表されたばかりですね)が200機など上期で640機の受注を受けているとのことです。


これは僕のイメージかもしれませんが、これまでLCCといえばボーイング737でした。
サウスウェストといえば737というくらいに米国のサウスウェスト航空での使用が特に有名ですが、カナダのウェストジェットなども737を使用してきました。
それがここにきてエアバスの攻勢。


というか、これはボーイングの緩慢さが招いた当然の結論であり、自滅といっていいモノなのかもしれません。
ANAへの納品が大幅に遅れたボーイング787の開発。納期が数年遅れたことはあまりにも有名であり、あまりにも印象が悪いでしょう。
737の問題ではないにしろ、ブランドイメージが傷ついたことは言うまでもありません。
また、737について言及すれば、737は20年前の設計であり、燃費性能でA320 に劣っているとのこと。
これではエアバスの後塵を拝することになってもしかたないでしょう。


ただし、一方のエアバスも問題がないわけではありません。
オーストラリアのカンタス航空が購入した自慢の新型機A380がエンジントラブルを発生。緊急着陸をするという事態が発生しました。
さらに昨日、シンガポール航空が所有するA380が同じくエンジントラブルで緊急着陸したそうです(ちなみにシンガポール航空はカンタス航空のトラブルの際に所有するA380をいち早くチェックし、問題がないことを発表してましたね)。


ここのところどうもいまいちなボーイングですが、かといってエアバスも磐石というわけではないです。
安全を最優先にしながらも、互いに競い合い良い製品をがんがん開発してほしいものです。
両者の今後のさらなる奮起を期待したいところですね。
もちろん、この2社以外の健闘にも期待します。

Jul 3, 2011

海外留学離れストップへ?

少し前になりますが、6/14の日経新聞に、


経団連が海外の大学に留学する日本人学生を対象にした奨学金制度「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」を創設し、国際的な事業に携わる意欲のある大学生に対し、年30人を募集し、1人あたり100万円を支給することを発表した。帰国後の就職も支援する。


という内容の記事が載りました。
小さい記事なのであまり目立たなかったけど、ちょっと気になります。


さてさて、このふざけた名前と内容の奨学金、どこまで本気なんでしょう。
冗談にしか思えないぞ。。。ぜんぜん本気度が感じられない。

そもそもこの奨学金、狙いが
就職活動の過熱などを背景にした大学生の”留学離れ”に歯止めをかけるのが狙いだ。
そんなら、お金と違うやん。。。狙いとやってることがずれてるやん。。。



まあ、十歩譲って、お金の問題で留学をちゅうちょしている学生向けだとしましょう。
それでも、この記事通りの制度だとなんの成果もなく消えていきそうな気がします。
一人たったの100万円は少ないでしょ。それも30人だけで、しかも1年間だけ。。。
福井県とか北陸とかそのくらいのレベルでこれやるなら、まあいいかなとも思うんですが。

これでは、一年間現地の語学学校に通って終わり程度になりかねない。。。
本当に”グローバル人材育成”をしたいのであれば、1年間はあまりにも短すぎる。
せめて、現地のトップ大学に4年間、または大学院に2年間。そのレベルじゃないと経団連としてやる意味ないはずです。(国は米国でも英国でも、中国でも香港でもシンガポールでもオーストラリアでもいい。広く分散させたほうがおもしろい)
だったら、奨学金自体、その額じゃ全然たりないです。
「学費・生活費全部負担するから行ってこい」くらいのものが欲しいと思います。
例えば、米国の私立大学の学費・寮費・生活費合わせて年間約400〜500万円くらいかと思いますが、それを全部出すくらいじゃないと。
それを年間100人くらいはやって欲しいかな。社費でMBAとかやってんだから(やってたんだから)、それくらいできんことないでしょ。


さらに、対象が大学生。どうも想定しているのが、
大学3年生で留学し、4年夏に帰国するケース
みたいなんですよね。だから、帰国後の就職活動とかいう話になる。
もういいって。。。
経団連さんが、しっかりお金使って海外でしっかり勉強してきて、それが日本式の一般の新卒就活すんの?何のために、選抜して海外に送るの?
選抜したその時点で採用予定ということでいいでしょ。あとは海外でよっぽどさぼってたかじゃなければ予定通り採用で問題ないですよ。


であれば、できれば高校生を対象にして、海外の大学にまるまる行かせる奨学金になればおもしろいかもしれませんね。

Jun 7, 2011

韓国が超音速機輸出国に

5月27日の日経新聞にちょっと気になる記事があったのでメモがてら。
韓国がインドネシアに超音速訓練機を輸出するという記事。
2013年までに16機を総額約4億ドル(約330億円)でインドネシア空軍に引き渡す。
らしいです。
この訓練機「T-50」は韓国航空宇宙産業(KAI)というメーカーが作っています。
T-50は13年間に約2兆ウォン(約1500億円)を投じて開発されたもので、韓国は防衛産業を輸出の新たな柱にしようとしているそうです。13年間で1500億円の開発費。高いのか安いのか、よくわかりませんね。
1機2万5000ドルらしいので、750機位売ってトントン。少なくとも1000機は売らないとね。それでも少ないかな。


T-50の売り込みには韓国大統領も乗り出し、韓国は世界で6カ国目の超音速機輸出国になりました。
あとの5カ国は

  • 米国
  • ロシア
  • 英国
  • フランス
  • スウェーデン
です。…納得ですわ。



今後は訓練機交替計画を持つ米国、イスラエル、ポーランドも視野にいれている模様です。米国はともかく、常に緊張状態にあり軍事費がGDPの約10%にものぼる国であるイスラエル(ちなみに日本は1%程度。それでも2008年の軍事費総額では世界第7位の実は軍事大国なんですが)、ドイツとロシアに挟まれ歴史上占領され続けてきたポーランド。ちょっとおもしろそう。
そういえば、ポーランドが21世紀の軍事パワーバランスの鍵を握る国の一つである、って2年ほど前に本に書いてた人もいたなあ。




最後になりますが、このT-50の別称は「ゴールデンイーグル」なんやって。
…楽天か!!
イーグルといえば、F15イーグルやろ!そんでF14トムキャットにF16ファイティングファルコン。昔覚えたな~。
名前つけるのは米国の圧勝!

May 21, 2011

日本の宇宙開発費は?

久しぶりのブログは、5/18(水)の日経新聞に載っていた記事について。「主な宇宙開発国の宇宙予算」について書かれた記事。やっぱり興味あります。


2008年の主要国・地域の予算合計は約596億ドル。日本円で約4兆8000億円程度だそうです。そのうち日本は25.8億ドルとのことなので、全体の4.3%くらいです。
IMFのレポート(2009年)によると、日本のGDPは世界の約8.7%を占めるとのことなので、宇宙開発予算4.3%は明らかに低いなあ。


他国・地域と比較してみます。


日本:25.7億ドル(2000)→25.8億ドル(2008)
米国:265.2億ドル(2000)→423.0億ドル(2008)
欧州:52.3億ドル(2000)→92.9億ドル(2008)
ロシア:6.0億ドル(2000)→44.2億ドル(2008)
カナダ:2.2億ドル(2000)→3.1億ドル(2008)


日本だけ、ドルベースで横ばいなのです。。。

もちろん、ドルの変動がありますので円ベースではどうなのよ、って話はあるんですが。
それでも他の主要国・地域の予算額と比較してみると、ちょっと悲しくなってしまいます。

世界中が力をますます入れてきているのに、日本はそうでもない。それどころか減少傾向へ舵がきられたようです(2011年度の予算は約9%減となるらしい)。


以前、事業仕分けで「2番じゃダメなんですか」発言がありましたが、日本って科学・技術開発などに対する風当たりが強いんですかねえ。というか理解がないよなあ。
さらに、削りやすいところから予算を削ろう的な政治の犠牲になってきたような感じもなんとなくするしね。
宇宙開発って軍事面においても非常に重要やから、ぜひしっかり予算は確保して欲しいわ。


それに加えて、もちろん宇宙開発には夢がありますしね!

なんだかんだ言って、個人的にはこっちがデカイんですけどね(^^)
僕は特に宇宙に行きたいとは思わないんですが、宇宙のことを知りたいとは思います。すごく思います。大学院でやってたことも、そんなに遠くないことやしね。



さて最後に、この記事には載ってなかったんですが、ひとつ気になる国があります(いや、本当は一つどころじゃないんですが、まあ今回は特に気になるひとつだけを)。もちろん中国です。
そこでちょっと調べてみると、中国はそもそも宇宙予算を明らかにはしてないらしいです。したがって推定値ではありますが、ざっと
中国:72.1億元:11.1億ドル(2001)→150億元:23.1億ドル(2009)
らしく、8年間で倍増してます。すでに日本を抜いたのは間違いないでしょうね。
う〜ん。日本、ええんか?
(元→ドル換算は今日のレートを使ってます。1ドル=6.4967元)

Mar 9, 2011

スマートフォンが欲しい

今日はバンクーバー最終日。明日、日本に帰るんですが、そこで考えないといけないのが携帯電話。

バンクーバーでは、写真の携帯を使ってました。
なんか時代を感じるでしょ?でも、機種代が1番安かったもんで。。。音は悪いけどね。
けっこう、日本人の学生でこれ使ってる人多いです。日本人しか使ってる人見たことないけどね。同じとこで買うんやろうなあ。
この携帯はシンプルに電話とテキストメッセージのみ。ネットやら調べものやら何やらはiPod touchでした。

カナダ全体がそうなのかはわかりませんが、バンクーバーはWifiがけっこう使えるので、この携帯とiPod touchで十分だったですね。学校はもちろん、図書館も、スターバックスも他のいくつかのカフェでもWifiが使えるもんで。ネットも見れるし、メールもチェックできる。

ただ、日本ではWifi見つけるはまだまだ大変だし、あっても会員制とか有料とかですよね。東京でさえ、そうだと思います。
というわけで、やっぱりスマートフォンが欲しいなあ、ですね。

各社のスマートフォンをネットで調べてみたところ、最近ではおサイフ携帯付きのスマートフォンも出てるんですね。いいなあ、おサイフ携帯。日本にいるときは必須でしたからね。
そうなると、auのiSO4かiSO5か?ドコモか?でもなあ。ワンセグいらんしなあ。なんか評価もいまいちやしなあ。
アメリカではアンドロイドがiPhoneやブラックベリーを押さえてNo1スマートフォンOSになったらしいけど(ゆかしメディア:「「アンドロイド」が米スマートフォン市場シェアで初の1位」)、そもそもアメリカと日本では販売されている機種がおそらく全然違うと思うので当てにはならんよなあ。

ってことは、iPhone4かなあ?
iPod touch持ち歩んでもよくなるから、楽かも知れんよなあ。思ってたより安いみたいやしね。
でもおサイフ携帯ないんですよね。
多分、iPhone4におサイフ携帯がついてたら、僕は迷わず決めると思うんですが。だって、まあかっこええもんね。それに、1番はやってるスマートフォンを試してみたいってのもあるし。
おサイフ携帯はすっぱり諦めるか?ちょっと前に出たシールもあるけど、あれちょっとありえへんしなあ。

心はiPhone4にかなり傾いてきています(・・)/

ついでなんですが、この記事(「スマートフォンの普及率は1割程度? ソフトバンクが過半数
」)によると、スマートフォンの所有率って10%程度らしいです。アメリカの半分以下か。
まだまだこれからですね。

Mar 3, 2011

前回に引き続き、石油のお話

前回のブログで石油の話をしましたが、今回は石油埋蔵量についてです。
こんな記事(「世界各国の石油埋蔵量などをグラフ化してみる」)を見つけましたので、せっかくやからもう少し勉強しとこうかなあ、と思った次第。


まず、石油の確認埋蔵量ですが、
  1. サウジアラビア
  2. カナダ
  3. イラン
  4. イラク
  5. クウェート
  6. ベネズエラ
  7. UAE
  8. ロシア
  9. リビア
  10. ナイジェリア
  11. カザフスタン
  12. カタール
  13. 中国
  14. アメリカ
  15. ブラジル
となっています。やはり、中東および北アフリカ地域が多いですね。これらの地域で現在起こっている革命の動きは、おそらくまだしばらくは終わらないでしょう。というか、拡大しそうですもんね。
さすがに石油価格は上昇していますが、心配になってきますね。

前回のエントリーでも紹介しましたが、カナダは2位です。オイルサンドの埋蔵量が非常に多いんです。
それにも増して驚きなのは、カナダがそれに次いで第二位の立ち位置を占めていること。アメリカ合衆国への石油輸出量はカナダが世界でもっとも多く、その位置関係とあわせ、アメリカにとってカナダはエネルギー面で大切な同盟国であることが分かる。
と紹介してますが、オイルサンドには全く触れていません。このサイト、たまにいい情報を扱ってるんですが、分析とか考察はいまいちなんです。。。(最後のアメリカへの原油輸出量のグラフについてのコメントでも、”距離が遠い、あるいはアメリカとあまり仲の良くなさそうに見える国の量は少ない”って書いてるけど、第2位のベネズエラって、アメリカと仲良くない方の国ですよね。)

さて、2つ目のグラフは”1日あたりの原油生産量”。
ロシアすごいね。600億バレルの埋蔵量に対し、1日1000万バレルも生産してる。このままのペースが続くなら、17年程度で枯渇する計算になります。ふ~ん。
まあ、同じ計算をすると、中国は15年もたないし、アメリカなんか10年もたないんやけどね。。。
埋蔵量ってどこまで真実かよくわからんし、新しく見つかることもあるから一概には言えないですけども。

カナダの現状について、もう少し見てみましょう。
石油埋蔵量は世界第2位なんですが、1日当たりの生産量は他の産油国と比べて決して多くはありません。アメリカの半分くらいです。
考えられる理由としては、オイルサンドの採掘コスト、採掘難易度、加工に時間がかかる、政治上の理由などでしょうか。
前回も書きましたが、オイルサンドから石油を取り出すためには相当なコストが掛かるようです。石油価格がそれほど高くない状況下においては、オイルサンドの採掘はペイしないわけです
その加工にも手間も掛かるでしょう。ただ石油が吹出す他国と違って、それほど多くの石油を取り出すことができないのかもしれません。

ここまで書いてきて、1つ疑問点に気づきました。
カナダは1日当たり257.9万バレルの原油を生産し、アメリカに247.9万バレル輸出しているそうですが、ということは、生産した原油をほとんどそのままアメリカに輸出してるってこと?
国内消費が1日215.1万バレルらしいですが、その分はほとんどよそから輸入してるってこと?
自国で生産した原油を、自国では全く消費しないってこと?
どうも、おかしい。。。

Mar 1, 2011

資源国カナダのオイルサンド

今年に入って、中東や北アフリカで反政府の動きが大きくなっており、エジプトではムバラク大統領が退陣、リビアではカダフィ大佐が混乱中。3月にはサウジアラビアでもデモが起こりそうな雰囲気になってきました。
そんな混乱に乗じて、なんとイラン海軍の艦船が約30年ぶりにスエズ運河を通過し、イスラエルが警戒心を強めているということも起きています。


こうなってくると、原油の供給がちょっとずつ心配になってきたりしますね。日本は原油の大半を中東地域からの輸入に頼ってますから。
1970年代には、中東戦争、イラン革命のせいで、2回のオイルショックを日本は経験しています。僕はさすがに知りませんが、トイレットペーパーの買い占めなど、すごかったらしいですね。
普通、こういうことがあったら、「政情の不安定な中東に原油の大部分を頼るのは危険だ」と思うはず。そして、輸入元の分散をはかるもんじゃないでしょうか。これも外交なんじゃなかろうか。
これって、実は農業の安全保障だかなんだか、最近TPPに反対する人たちが使う理由に対する答えでもあると思いますね。


ということで、こちらのブログ(Market Hack「なるほど日本は省エネ先進国だけど、、、これが日本の輸入依存の現実だ」)で先進国の原油輸入元を比較しています。このブログ、投資関係の情報をいろいろな観点から紹介してくれていて、とてもためになります。


このブログによると、日本の原油の輸入元は

  • 中東:85%
  • その他:15%
ホンマ?一極集中やん。。。まあ、日本は天然ガスについては、50%以上が東南アジアやオーストラリアから輸入しているし、ロシアに出資もしてますけどね。

その一方で、アメリカは消費量の40%近くを国内で生産、輸入に関しても
  • カナダ:22%
  • 中南米:20%
  • 中東:15%
  • 北アフリカ:5%
  • 西アフリカ:14%
  • その他:24%
とどこかの地域に大きく依存しているということはありません。もちろん、地理的な位置っていうこともあるんでしょうけど、うまくリスクを分散しているという感じがします。
これって、やっぱり政治、外交の力なんでしょうか。

それにしても、カナダから1番輸入しているんですね。これって、ちょっと意外でした。
実は、カナダって、原油の確認埋蔵量がサウジアラビアに次いで世界第2位なんです。
その正体がオイルサンド。アルバータ州に大量に埋蔵されています。
オイルサンドというのは、石油成分を含む砂岩のことです。その埋蔵量は、カナダとベネズエラにほぼ集中しているようです。

カナダのオイルサンドの詳しい説明は、ナショナル・ジオグラフィックのこちらのサイトを見てもらうとわかりやすいかなと思います(「カナダのオイルサンド」)。


オイルサンドは石油成分が組成の約10%であり、非常に粘性が強く、常温では半固体状なんだそうです。そのため、実際にこの石油成分を回収し、輸送するためには処理が必要になり、コストがかかります。
また、オイルサンドの採掘は環境にも大きな負担を掛けるようで、ここの部分の改善、フォローにも大きなコストが考えられます。
上記ブログの中にも、
原油価格が85ドルを超えると急に採算性が改善するで供給がどんどん増やせる仕組みになっています。
とありますが、これは逆に言うと、10年くらい前までの原油価格が低いところで安定していたころには採算が合わなかったということです。
今後、以前のように原油価格が20ドルとかで安定するようなことはないでしょう。埋蔵量の問題もあるし。もしかすると、100ドル超えで安定してしまうかもしれない。
そうなると、オイルサンドの存在が大きくなるんじゃないでしょうか。資源国カナダにとって、これは経済成長を支える大きな力になると思います。


カナダは中東に比べて、地政学リスクが非常に低い国です。それに、日本とは太平洋を挟むだけ。
日本が原油の輸入を、不安定になりがちな中東への依存から脱却する際には、カナダのオイルサンドは大きな候補です。もちろん、日本もとっくにオイルサンドの確保には動いているはずです。
10年後には、原油の輸入元比率がそれなりに改善しているといいですね。

Feb 24, 2011

Countries of drinking

Many people love drinking, but at the same time we think that drinking can cause disease or death. 
It is difficult to say how much litre is critical, but this may be true.

In his blog (Creative Class), Richard Florida introduces a report by WHO (World Health Organization). The title of this report is "Global Status Report on Alcohol and Health". WHO researched the situation of alcohol drinking in the world. 
This report shows some interesting facts and results. Among them, I picked 3 figures from this report below, and going to think about the relationship between economic level, alcohol consumption and disease.

This report says 
Worldwide per capita consumption of alcoholic beverages in 2005 equaled 6.13 litres of pure alcohol consumed by every person aged 15 years or older.
And first figure shows that people in high economic level countries tend to drink more than people who live in low economic areas. According to this article (The Huffington Post), you can find top 25 countries. Most of them are in Europe (South Korea is 12th drinking country though!).  
Does it mean developed countries have so many alcoholics with disease cause by alcohol? It is not true. 


Second figure shows the percentage of people who don't drink alcohol. 
For me this result is very interesting. This shows that in developed countries, the rate of abstainers are low (less than 20%). It means in these countries most of adults are drinkers. 
So in these countries, even though alcohol consumption per capita is relatively high, it doesn't mean each drinker consume too much. 
For example, in France alcohol consumption is 13.7 litres per capita (No.15 in the world). Because there are few abstainers in this country, each drinker's volume is also around this volume. If abstention rate was 10% (0-20%), alcohol consumption per drinker would be 15.2 litres.


On the other hand, some countries, such as Russia or Mexico, absentention rate is higher. It means the percentage of drinker is lower than developed countries, and each drinker seems to consume higher volume of alcohol. Sometimes maybe high enough to cause disease or death.
For example, in Russia alcohol consumption is 15.7 litres per capita (No.4), with 20-40% of absentainers. If this is 30%, alcohol consumption per drinker would increase to 22.4 litres.  
You can see the big difference between these two countries.


Alcohol-attributable DALYs (disability-adjusted life year) is not so low in Europe or North America. However, DALYs of Russia or Mexico are higher than these developed areas. 


Of course it is too rough thinking, and we can say just trend. However, the trend is also important, and very interesting.
Anyway just drink for fun, and don't drink so much :)


By the way, I realized from this report that South Korea one of the top drinking countries. 
I won't try to beat them by drinking (^_^;) 

Feb 23, 2011

Facebook訪問者数、450万人を突破

海外に比べて利用者がいまいち増えていなかったFacebookですが、ここに来て日本でも訪問者数が急増しているようです。こちらのブログから(In the looop)。
昨年末の時点で訪問者は300万人でしたが、1月は450万人超えと、50%の伸びです。


上記ブログの中でも書かれていますが、やはり映画「ソーシャル・ネットワーク」の影響が大きいんでしょうね。ここからの推移が楽しみです。
まあ、とは言っても、まだまだなんですけどね。日本ではtwitterの利用者はかなり多い(mixiよりも多い)のですが、Facebookの利用者は海外に比べて圧倒的に少ない。
海外に比べてどれくらい少ないか、というのはこちらの記事を見ると明らかです。
カナダでは、学生含め周りのみんなが普通に使ってるので、それが当たり前な感覚になってしまってるところがあるんですが、日本では状況が全然違いますね。


じゃあ、なんで日本でFacebookがこれまで流行ってなかったのか?
1番よく言われる理由が「実名制のFacebookが日本になじまない」ということです。確かにあるかも知れませんね。mixiもtwitterも匿名OKですから。
これに関しては、実のところ、海外でも完全に実名使ってない人、けっこういるんですけどね。中国人とか韓国人はイングリッシュネーム持ってる人も多いので、実名でなくイングリッシュネーム使ったりしてるし。ニックネームで登録してる人もいるし。


他の理由として、僕は、単純に「周りにFacebookを使う人がいなかったから」ってのがあると思います。これ、けっこう大きいですよ。一人でやってても意味ないもんですから。
基本、Facebookって、いわゆる友達間の、ゆるく閉じたコミュニティ内でのコミュニケーション(ここがキーだと思う)なので、友達が使ってなければ意味ないんですよね。カナダではみんな使ってるから、僕も使い出したけど、そうじゃなければ、使ってないかも知れないもんね。いまだに知らなかった可能性もなきしもあらずだし。


そういうい意味では、海外に留学している(いた)人とか、海外との接点が多い人は、Facebookを使っている知り合いが海外にたくさんいて、自分も使用するメリットがある。こういう人の多くは既にアカウントを持っていて、逆に言えば昨年段階での利用者ってほとんどこういう人だったんじゃないでしょうか。
そして、外堀を埋めるかのごとく、こういう人が日本国内の友達に進めて、その友達が使い出していた?もしそうだったとしても、この動きはきっとスローだったでしょうね。ゆっくりゆっくり。


問題はここからですね。映画の影響もあって、一般にFacebookの存在が広まりました。これを受けてみんなが使い出すかどうか。
周りに使用している友達があまりいない段階でどう広がるか?グループ単位で短期間のうちに一気に使い出すか、それとも伸び悩むか。どっちかじゃないかなあ、と勝手に思ってます。


みなさん、ぜひFacebookを使いましょう。楽しいですよ(^^)

Feb 19, 2011

ウェンブリーでの決勝戦のチケット代

サッカーは好きですか?サッカーが好きなら、チャンピオンズ・リーグを実際に観たいと思うのは自然なこと。
じゃあ、いったいその決勝戦のチケットっていくらくらいするんでしょうか?
この記事はそんな疑問に答えてくれます。BBCです。Champion League final ticket prices


本題に入る前に、、、チャンピオンズ・リーグとは?
サッカーに詳しくない人は知らないかも知れないので。。。
ヨーロッパのクラブNo1を決める大会のことです。毎年行われています。この大会に参加できるのは、ヨーロッパ各国のリーグの上位チームのみ。限られたチームしか参加できません。
これらのクラブチームには世界中のトッププレイヤーが集まり、いわばオールスターチームのようなものです。さらに、試合にあわせて召集される各国代表チームとは違い、毎日一緒に練習のできるクラブチーム。
このチャンピオンズ・リーグは、ワールド杯よりもレベルの高い大会だと言われています。
決勝戦以外はホーム&アウェイで行われるのですが、決勝戦だけは事前に決定している会場で一発勝負で行われます。この会場は毎年異なり、昨年はレアル・マドリードのホームであるマドリッドで行われました(レアルは決勝まで行けなかったですけど)。
そして、今年は5/28にイングランド、ロンドンにあるウェンブリー・スタジアムで決勝が行われます!サッカーの聖地と呼ばれるスタジアムです!!ぜひともプレミア同士の決勝を期待したい。もちろんマンチェスター・ユナイテッドが優勝することは決定事項です!


さて、話を戻しましょう。じゃあ、このウェンブリーでの決勝戦、チケットはおいくらでしょうか?
イングランドということで、通貨単位はポンド(£)です。今日時点のレートで£1=¥135前後。


まず決勝戦に進出した両クラブにはそれぞれ25,000枚ずつ割り当てられているとのこと。これらのチケットは両クラブを通してクラブのファンに販売されます。その価格が£80(約¥11,000)。
これが1番安いチケットになるんですが、一般の人は購入できません。クラブのファンだけです。


一般の人が購入できるチケットは、全部で11,000枚。クラブ割り当て分に比べると1/5です。
カテゴリー1~3までの3段階のシートがあり、管理手数料£26込みでそれぞれ
カテゴリー3:£176(約¥24,000)
カテゴリー2:£251(約¥34,000)
カテゴリー1:£326(約¥44,000)
とのことです。なかなかいいお値段しますねえ。


この価格に関して、大会を主催するUEFA(欧州サッカー連盟)はワールド杯決勝戦などと同程度であるべきだと考えているようで、高すぎる価格だとは考えていないんだそうです。
ふ~ん。。。
ワールド杯決勝戦のチケット代がいくらなのか知りませんが、同じ価格であれば、僕は圧倒的にチャンピオンズ・リーグの決勝が観たいですね。


僕に取ってのチャンピオンズ・リーグは毎年ユナイテッドが負けるまで続きます。つまり、今年は決勝までチャンピオンズ・リーグを楽しめる予定なんです。実は毎年その予定なんですが。。。
とにかく、今年のチャンピオンズ・リーグには、ベスト16の段階で日本人も2人(長友、内田)残ってます。まあ、長友の場合は残ってるというか、ここから参加なんですね。なんで日本人を応援するという意味でも、まだ楽しめますよ。


そして、プレミア勢もいい感じ。
ベスト16に参加4クラブが全て進出。その決勝トーナメント1回戦でも、アーセナルがバルセロナ相手に先勝。トッテナムもACミランに先勝(しかもアウェーで!!)。チェルシーの相手は弱そうだし、ユナイテッドもマルセイユ相手に負けることはないでしょう。いい感じです。
いや~、それにしても、バルサがここで消えてくれるとユナイテッドにとっては最高なんですが。ユナイテッドのために頑張れ、アーセナル!バルサに勝ったら、その後お役御免で負ければええからな。


この記事の最後にこんな落ちが。
女子のチャンピオンズ・リーグ決勝は同じくロンドンにあるFulham's Craven Cottage groundというスタジアムで行われるのですが、こちらのチケット代は£5(約¥675)だそうです(^_^;)