Showing posts with label いわしデイズ. Show all posts
Showing posts with label いわしデイズ. Show all posts

Aug 24, 2011

NTTドコモが自動車「シェア」らしいけど、どうなるかな?

新聞の切り抜きをしているとたまに困ることがあります。
それは、両面に面白い記事がある場合。どっちを生かそうか迷ってしまうこと。
今日の日経の記事もそんな感じでした。
悩んだ末に残したのはこっち(逆面はLCCの記事でした)。


NTTドコモがスマホのGPS機能を利用して自動車共同利用システムを開発したという記事です。
駐輪場に設置した「サイクルポート」にスマホをかざして会員認証し、自転車を使用することができるというシステムらしいです。このポートを複数個 設置することで、利用者は好きな場所で借り、好きな場所へ返すことができるとか。
専用アプリにはポートの位置や利用できる自転車の数も確認できるとかで面白いかなと思います。
2011年度中に約5自治体への納入を計画しているとかで、まだまだ試験の要素が強い段階でしょうけど。


面白いと思う反面、問題点もけっこうありそうです。


1. 利用者をスマホユーザーに限定してしまっている
これはサービスの前提の部分なので問題と言ってしまうのはどうかとも思いますが。
MM総研のリリースのよると、2011年3月末のスマホ契約数は955万件
ターゲットの設定次第なのかも知れませんが、どのくらいの利用者を見込んでいるのか。はたまた、どれくらいの規模で成長すると想定しているのか。
少なくとも多くの高齢者には利用できないサービスになりそう。


2. 課金を「おサイフケータイ」機能を使って行うという点
おサイフケータイがないスマホは使用できないの?そこんとこがよくわかりません。
現時点では「おサイフケータイ」機能がついていないスマホの方が多いのでは?そういう人は使用できない?ということは、現時点でどれくらいの人が利用するのかちょっと疑問です。
iPhoneユーザーはダメってことでしょうかね。ドコモだけにやっぱり。
まあ、これはいずれ解決されていくことなのかも知れませんが、今のところはよくわからんです。
少なくとも僕は使えなさそうです。


3. ポート間の自転車数のバラつきをどうするのか
これは誰かが常に調節しなければならない問題でしょう。
担当者がポートごとの自転車数がバラつかないように、あるいは決められた台数になるようにトラックに乗せて運ぶ必要が出てくると思います。
実際に欧州におけるコミュニティ・サイクル発祥の地であるウィーンでも、2007年からコミュニティ・サイクル・システム「ヴェリブ(velib)」を運営している パリでも、専用トラックに自転車を載せて、ステーションごとの自転車の台数バラつきを調整しています。
この部分を民間に委託するにせよ、自治体が行うにせよ、費用が掛かってきます。
この費用が利用から上がる収入に見合うものなのか、しっかりと考える必要があるでしょうね。
これはパリのシステムでも大きな問題になってるようですからね。
まあ、フランスには「公共交通の黒字こそ悪」というよくわからない考えがあるようなので、一概には言えないのかも知れませんが。


4. 盗難・故障などへの対応はどうするのか
これもコミュニティ・サイクルにつきまとう問題でしょうか。
利用者がポートの使い方になれていない場合とか、ちゃんとロックできない可能性もあります。
ちょっと利用の盗難とか普通にありそうです。ただでさえ、駅前のチャリが盗まれるとかしょっちゅうありますからね。自転車にGPS機能付けますか?それやったら別にスマホいらん気もしますよね。
また、パンクとかいろんな故障はけっこうありそうです。
パリでは、故障により修理が必要な自転車は1日1500台にもなるそうで、修理班が3交代制の24時間体制で市内を巡回しているとか。ホンマかいな。。。
パンクなどその場で対処し、大きな故障は、セーヌ川に浮かべた修理船に運ぶんだとか。ちょっと笑ってしまいますが。すごいなあ。
まあ、ここまでせんでもいいとは思うけどね。ってか無理やろ。


5. 海外からきた観光客は使えないのか
まあ、別に問題でもないですけど、ちょっと残念かな。




まあ、このくらいいろんな事例を参考にしていろいろ考えてはいるんだろうけど。
それでもなかなかうまくいかないのが現実なんじゃないかなあ。
さてさてペイするのかな。
広告媒体として利用することも可能かとは思うけど、どれくらい収入入るかな?
興味はすごくあるんですけどね。
コミュニティ・サイクルってやりかたによってはすごい面白そうやもんなあ。


ちなみに欧州の例はこの本に出てます。
片野優著「ここが違う、ヨーロッパの交通政策」
都市政策にはちょっと興味あります。

Aug 17, 2011

輸入ビール

コンビニでカールスバーグが売ってたので買ってみました。
ちょっとラベルを見ると、 輸入元はサントリー酒類(株)とのこと。へえー。
日本でも海外のビールって結構売ってるけど、どこが 輸入してるんやろう?ちょっと気になったので、まとめてみます。


バドワイザー
アンハイザー・ブッシュ 社(米)の製品。
キリンがライセンスを取得し、日本で生産しています。なんと国産なんですね。
バドワイザーはこの方法をカナダでもとっています。ラバット社がライセンスを取得し、カナダ国内で生産、販売をしています。


ハイネケン
ハイネケングループ(オランダ)の製品。
キリンとの合弁会社、ハイネケン・キリン株式会社を通じての販売されているとのこと。全種類ではなさそうですが、キリンが国内でライセンス生産を行っているようです。
これも国産やなあ。


カールスバーグ
カールスバーグ(デンマーク)の製品。
コンビニで買った缶を見ると、原産国はデンマークだそうです。日本では生産してないんでしょうかね。
輸入元はさっきも書いたとおり、サントリー酒類


ギネス
ギネス社とグランドメトロポリタン社の合併で誕生したディアジオ(英)の製品。
もちろん誕生はアイルランドです。
日本でのマーケティング戦略にディアジオジャパン株式会社を設立。ギネスの販売元はキリンです。日本での生産はしていないのかな?


コロナ
モデロ社(メキシコ)の製品。
原産国はもちろんメキシコで、輸入元はモルソン・クアーズ・ジャパン株式会社。
カナダのモルソンと、アメリカのクアーズの合弁会社の日本法人。モルソン、懐かしい。
クアーズもこの会社が輸入してますね。


他にも
ステラ(ベルギー)、レーベンブロイ(ドイツ)、ヒューガルテン(ベルギー)がアサヒから販売されてます。




こうしてみると、いろんな国のビールが日本でも飲めます。
そして、その販売にはサッポロをのぞく4大ビール会社が絡んでます。
こうしたライセンス生産や販売権を獲得できるというのは、その企業の力をあわらしていると言えなくもありません。
国内はもちろん、最重要地域になっていくであろうアジアにおける販売網などの力。


これらのライセンスは数年契約でしょう。ということは、両者が満足できなければ輸入元は変わるということ。
げんに、かつてはギネスをサッポロが、バドワイザーはサントリーがおさえていたようですから。それが現在はともにキリンに移っています。


さらにもう一つの懸念は、いつまでライセンス販売が可能かということでしょうか。
世界中でビール企業の買収・合併が進みました。
日本の4社はその中にはまだ取り込まれてはいませんが、今後はどうなるかわかりません。
もっともそれがいいのか、悪いのかは現時点ではよくわからないのですが。
仮にサッポロかどこかが買収された場合、日本での各ブランドの販売権がどう動くかはよくわからないですね。


まあ、そうは言っても、海外ブランドのビールが日本でどこまで売れているかといえば、
きっと各社の銘柄の販売額に比べれば微々たるものなんでしょうけどね。


なにはともあれ、ビール業界ってけっこうおもしろそうです。

Jul 25, 2011

ヴァイキングとコロンブスの接点

「1492年コロンブスがアメリカ大陸を発見」と学校では習います。
でも、アメリカ大陸に最初に到達したヨーロッパ人はコロンブスじゃありません。
コロンブス到達の500年も前にアメリカ大陸に到達し、そこに拠点を構えようとした人たちがいます。
北欧のヴァイキングです。
とはいえ、記録上、かれらが到達したのは現在のカナダ北西部ですが。


”ヴァイキング”と聞いて心踊る人は多いでしょう。僕もそう。
突如として海からあらわれては、街を襲う、女をさらう、金品を強奪する。
最近では海賊といえば、カリブ海のイメージがありますが(ジョニー・デップの映画とかね)、僕の中で海賊といえばやっぱりヴァイキングです。
スカンジナビアからあらわれ、ヨーロッパ中を恐怖におとしいれた連中です。


ヴァイキングが歴史に登場するのは793年。
イングランド北東部の島にあった修道院が突如として襲われます。
その後、スウェーデンからは東にバルト海からロシアへ、デンマークからは西へイングランド、ヨーロッパ北西部をはじめジブラルタル海峡から地中海まで、ノルウェーからはアイルランドへ。
フェロー諸島、アイスランド、グリーンランドを発見したのもヴァイキング達です。
もう、ヨーロッパのいたるところへ行ってますね。
彼らはそこを襲撃したり、交易したり、入植・同化したりしていきます。


そもそもヴァイキングがスカンジナビアを出て行った理由としては、人口をまかないきれなくなったことがあるようです。
当時は比較的温暖だったことと、農業技術の向上により人口が激増しました。
しかし、もともとスカンジナビアには農業に適した土地がそれほど多くはなく、増加した人口を養いきれなくなっていきます。
農業技術の向上→人口増加→土地の搾取と退廃→土地の放棄、という流れは世界各地で繰り返されてきたことです。
帆船の技術がスカンジナビアに伝来したこともあり、人々は海外に出ていくようになります。
最初は交易中心だったようですが、襲撃によって金品を簡単に入手できることに気づいた彼らは襲撃者となっていきます。これがヴァイキングです。


ヴァイキングによる襲撃は1066年に終焉を迎えます。
ヨーロッパ人たちが自衛するようになったこと、ヨーロッパ各国の王たちの勢力増加、そしてヴァイキングの祖国であるノルウェーの王が交易国へと舵を切り替えたことなどが原因のようです。
まあ、このころになると簡単に襲撃できる場所がなくなったというところでしょう。


というのが、ヴァイキングの歴史なわけですが、
僕が一番惹かれるのはこういったいわゆる襲撃もの海賊ものではありません。
一番惹かれるのは、冒険者としてのヴァイキングです。
先に述べたとおり、アイスランドを発見したのもヴァイキングですし、グリーンランドを発見したのもしたのもヴァイキングです。これらの島に入植したのももちろんヴァイキング。
さらに心ひかれるのがヴィンランド。
赤毛のエイリークの息子、かの有名なレイフ・エリクソンが到達した地です。
レイフはグリーンランドを出発し、豊かな土地を発見します。それがヴィンランド。
そもそもヴァイキングには地図を作成する習慣がなかったとも言われており、このヴィンランド到達は長い間伝説として語られてきました。
しかし、現在では、カナダのニューファンドランド島に彼らの定住地跡が見つかっており、ここがヴィンランドであるとする説が有力なようです。
もっとも別の説ではヴィンランドはもっと南にあったとする説もあるようで、これはヴィンランド(ワインの地)という名前からきているようです。


苦労して見つけたヴィンランドですが、ヴァイキングはこの地を10年程度で放棄し、グリーンランドに舞い戻ることになります。
現地の先住民族とのいざこざが絶えず、いつ襲われるかわからない状況だったことが大きな理由だったようです。


しかし、本当にこの地を訪れたヴァイキングのすべてがこの地から去ったのか?
さらに南へ下った人達はいなかったのか?
ヴァイキングには地図を書く習慣がなかったとはいえ、まったくなかったのか?


レイフ・エリクソンはグリーンランドに戻りました。そして、ヴィンランドは伝説になりました。
その伝説はどこまで届いていたでしょうか?
僕にはよくわかりませんが、少なくともレイフの出身地であるアイスランド、あるいはヴァイキングの中では有名な話だったかもしれません。


さて、時代は下り1477年、
そのアイスランドをのちの歴史的超有名人が訪れます。
それがクリストファー・コロンブスです。
その後、航海術のさらなる習得に励んだコロンブスは1484年ころから、航海の計画をポルトガル国王に持ちかけるようになります。
結局ポルトガルには見切りをつけてスペインに移り、数年かけてようやく航海を実現するわけです。
その後はみなさんご存知のとおり。”インド”だと思っていた”アメリカ”に到達するわけです。


コロンブスはアイスランドで何かを聞いたのではないか、さらには、もしかしたら、何かを見たのではないか。
アイスランドから帰って、結婚や長男の誕生などをはさんで、動きが早過ぎる気がするし、あまりに強気な気がするんですよね。




すなわち、
コロンブスはアメリカの存在を知っていた!
のではないかと僕は思っています。
もちろん、そんな証拠はないですし、これからも出てこないでしょうけどね。




数十年前にある地図が見つかりました。アメリカ大陸が記入されたヴァイキングの地図です。
結局これは後世に書かれたフェイクだったわけですが、本物は本当になかったのでしょうか?
あったとしても、この世にはもうないのかもしれません。

Jun 5, 2011

エジプト新政権が招く緊張

「アラブの春」が世界の注目を集める中東ですが、そんななかエジプトの新(暫定?)政権を巡る動きも軽視できません。


6/3(金)の日経新聞に興味深い記事がありました。「エジプトに多額の支援」という記事で、
サウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国が、エジプトへの資金支援を相次ぎ打ち出している。・・・湾岸諸国は、エジプトがイランに対抗する外交政策を変更し、地域の勢力バランスが崩れることを懸念。原油高で蓄えた資金を元手に支援し、路線継続を促す姿勢を鮮明にしている。
とのこと。エジプトの今後の動きいかんによっては中東がますます不安定になるかも。


物事の発端はこれでしょうか。多分そうでしょう。
今年の2月、イランの軍艦が1979年のイラン革命以来初めてスエズ運河を通過、盟友国であるシリアに寄港しました。イランにとっては「アラブの春」の混乱に乗じた動きやったんかな。
その際、エジプトはイランのスエズ運河通過を許可しました。もちろん、自由な航行を禁止することができない、という言い分はわからんではないけどね。
しかし、これはやはり歴史的な出来事やったと思います。


これに対しては当然ながらイスラエルが反発します。イランとシリアはイスラエルにとって敵国ですから。イランとシリアはイスラエルに敵対するテロリスト集団(このあたりって、何がテロだかよくわからんところはありますが?)であるハマスを支援していると言われています。
そんなイランがスエズ運河を通過してシリアに達するということはイスラエルにとって大きな驚異なわけです。


これまでエジプトは反イラン、親イスラエルの外交政策をとってます。というかとってました。国民感情としてはイスラエルにいい感情はないかもしれませんが、それはともかくとして、少なくともムバラク政権の政策としてはイスラエルとの国交は大事にしてたみたい。だって、仲介国である米国とは仲良くしていたいもんね。
しかし、「アラブの春」によって生まれた新(暫定?)政権はこの外交政策を転換し、イランやシリアと関係修復を図ろうとしているようです。
イランもこれに応じて、約30年以上国交が途絶えていたエジプトに大使を駐在させるらしい。
地震の影響で中東のニュースはあまり注目されなくなってましたが(ってかはじめから日本人はあんまり注目してなかったかもね)、動きがすさまじい。


これがイスラエルにとってはもちろんですが、周辺諸国、さらには米欧にとっても大きな懸念点になっているわけです。
エジプト、イランともに大国ですから。しかもシリアはアラブではエジプトに次ぐ軍事国らしい。つまりはパワーバランスが変わってしまうわけです。


僕が生まれた1979年に起こったイラン革命とエジプト・イスラエル平和条約の2つの歴史的イベント。
それから32年たって、今度はイランとエジプトが接近。
いろいろとどうなっていくんでしょう?

Apr 27, 2011

松尾芭蕉は幕府の隠密でまず間違いない


すごく久々のブログですが、こんなゆるい内容で書いてみます。

隠密説には賛否両論ありますが、僕はまず間違いないと思ってます。80%以上の確立で隠密です(と言い切ってしまう)。
でも、もしかすると、これを知らない人がいるかも知れないので、いくつか理由をあげてみましょう。

理由1:出身
まずはゆるい理由から。
松尾芭蕉は伊賀出身です。伊賀上野です。伊賀忍者のふるさとです。そして江戸時代の幕府隠密といえば伊賀忍者です。
もっとも忍者って、漫画とかの派手なイメージとは違って、主に調査活動などをおこなっていたみたいですけどね。

理由2:出仕
若い頃には、服部半蔵の従兄弟の一族に仕えていたことがある(らしい)。
なんかちょっとつながりが見える気がしなくもないですね。

理由3:歩き過ぎ
有名な「奥の細道」ですが、不思議な点がたくさんあります。
まず、歩くスピードと距離が半端じゃない。
「奥の細道」の旅程はなんでも600里にのぼるそうです。1里が約4kmなので、2400km。歩き過ぎです。しかも、その旅の中で芭蕉は1日に十数里山道を歩いたこともたびたびあったようです。十数里って、50km以上ですよ。山道を。
しかも、当時45歳の芭蕉が。江戸時代の45歳ですよ。
僕も大学時代に福井の実家から能登半島の先までちょこちょこ歩いたことがありますが(たまに電車とかバスも使いました)、1日に歩けるのはせいぜい30kmちょとでした。
松尾芭蕉の健脚ぶりはちょっとすごすぎる。隠密として小さい頃から訓練を受けていればこそではないでしょうか。

理由4:旅の資金
「奥の細道」の資金はどうやって捻出したのでしょうか。
道中は弟子である河合曾良が一緒。2人はかなりの夜をちゃんとした宿に泊まっていたといいます。
お金がないとこんな旅はできないんですよね。一介の俳人にそんなお金を捻出することは可能なのでしょうか?
幕府から旅費が出ていたと考えるとしっくりきます。

理由5:西行法師に憧れていたのに
松尾芭蕉が西行法師を崇拝していたことは有名な話です。その西行法師が句を読んだ藤原実方の墓がある笠島(現在の宮城県名取市)に行っていないこと。
「大雨でたどり着けずに泣く泣く諦めた」ということになっているらしいのですが、旅歩きが目的であるならば、雨くらい待てるはず。本当に西行法師に憧れて、旅をスタートさせたのであれば、滞在し、雨が止むのを待つはずです。
笠島は仙台に行く途中の道。急ぎの用があり、ゆっくり滞在して雨が止むのを待つことができなかったのではないかと考えることができます。

理由6:松島
芭蕉は松島に1泊しかしていません。そして一句もつくっていません。
「松島やああ松島や松島や」は芭蕉の句とされてきましたが、最近では実は別人の句であるという説が有力なようです。
旅前には松島に行くことをとても楽しみにしていたといいますから、ちょっとおかしいですよね。
他の場所の中には10日以上も滞在したことあるのにね。

理由7:仙台城大手門
僕が考える理由としては、これが1番大きい。
松尾芭蕉は仙台城に立ち寄っていますが、この際の入城が決定的なんです。なんと、芭蕉は大手門から入城したとのこと!
どうも、この大手門というやつは、かなり身分が高くないと通ることができないようなんですよね。大名とか、幕府の使いとかしか通ることができない門なんです。幕府の使いとか?!そもそも一介の俳人である松尾芭蕉がこの門を通過することが許されるはずもない。
となれば、答えはおのずと決まってきませんか?松尾芭蕉の正体も、「奥の細道」の旅の目的も。
つまり、松尾芭蕉は仙台藩の経済状況をさぐるために遣わされた幕府の隠密であり、さらには幕府から仙台藩への言伝を預かった密使であった、と考えることが自然なのではないでしょうか。
そして、その役目を終えた芭蕉は、仙台を後にし、ゆったりと旅を続けたというわけです。

理由8:河合曾良のその後
極めるつけの理由です。
芭蕉の弟子として旅に同行した河合曾良ですが、彼は後に幕府に取り立てられ、諸国の様子を調査する役人になったとのことです。けっこう謎の多い人物のようで、芭蕉と別れて後のことはあまりわかってないようですが、少なくともどこかの時点でお役人になったってことですね。どこにそんなパイプがあったんでしょうかねえ。


以上、まあよく知られたことをつらつらと書いてみました。
もちろん、本当のことはわかっていませんし、現状では松尾芭蕉隠密説は「そんな説もあるよね」程度でしかありません。
でも、少なくとも僕は信じてますよ。
とは言え、幕府の隠密であろうとなかろうと、松尾芭蕉が稀代の俳人であったことは間違いないんでしょうけどね。

Apr 2, 2011

Wifiがない。。。

3月29日に引越しをして、まだ部屋にインターネットが通っていません。
本当はとっくに通っているはずでした。地震の影響です。しょうがない。
いったい、いつになったらネットが使えるようになるのか、さっぱりわからない。しょうがない。
NTT東日本のお客様センター、いつ電話をしても「ただいま大変電話が混み合っています。しばらくたってからおかけ直しになるか、そのまましばらくお待ちください」なんよなあ。ちょっと、これはなんとかしたほうがいいんじゃなかろうか?


まあ、それはそれでしょうがないけど、どっかでWifi使いたいですよね。不便でしょうがないもん。


カナダにいたときには、図書館にしょっちゅう行ってました。もちろんWifi使えました。
じゃあ、というわけで、本駒込の図書館に行ってみました。・・・無理でした。
受付のお姉さん(司書さんでしょうか?)に、「Wifi使えますか?」って聞いてみたんですが、「Wifi?それ、何ですか?」って言われてしまいました。
まじっすか?
Wifiを知らない。図書館にWifiはない。東京の図書館なのに、ない。。。
ちなみに、平日の午前中に行ったんですが、人は結構いました。80%の確率でおじいちゃんでした。おばあちゃんが1人もいなかったのが印象的やったね。


じゃあ、他には?
カナダにいたときは、スターバックスにも行きましたね。あと、BlenzもWifi使えました。Wave Cafeも使えましたね。もちろん無料です。
家の近くにはスタバはありません。ドトールはあります。でも、ドトールはWifi使えません。ちなみに、スタバもマックもWifi使えるようなのですが、登録が必要で、しかも有料みたい。
もちろん、Wifiが使えるカフェはあります(例えば、Wired Cafeとか)。が、いかんせん数が少ない。


こうしてみると、東京って、というか日本って、無料でWifiが使えないですね。成田空港でも有料やったもんなあ。ちょっとあほらしい。大学くらいはさすがに使えるんかな?どうなんかな?


でも、なんででしょうね。
やっぱりガラケーの影響が大きいんでしょうか。だって、携帯から例えば、i modeとかでいろいろできちゃってたからね。特に無線LANの必要性を消費者が感じなかったってことなんかなあ。天気予報も、Yahooも、どこでも何でも見れたしね。
需要がなければ、供給もないですよね。ってことで、Wifiが使えないままなんでしょう。
ああ、Wifi使えると便利なのになあ。もちろん、ただで。


これは、今後改善していって欲しいところですね。
だって、海外からくる人は日本の携帯持ってないもん。ノートPCとか持ってくる人、Wifiが絶対欲しいと思うもん。
なんとかならんもんかなあ。。。




さて、、、
じゃあ、このブログ、どこでアップしてんねん?って思いますよね。
実は、いいとこ見つけたんですよ。いったい、どこでしょうか?




正解は・・・
近所の漫画喫茶でした〜(^_^;)

Mar 24, 2011

Mac Book Airを使い始めました

日本に帰ってきて、カナダで壊れたノートPCを修理屋さんに持って行きました。
このPC、プレゼンの前日に突然お亡くなりになった東芝のノートPCです。まあ、バックパックに入れて持ち歩いてたけどさ。そんなに簡単に壊れるかね!
で、診断結果はやっぱりマザーボードが死んでるとのこと。交換するのも結構お金がかかりそうでした。
「だったら新しいのを買ったほうがいいかな」と思って、買っちゃっいました。だって、どんどん新しくなってるもんね、パソコンって。


一応、家用のデスクトップはあるので、買うのであればモバイル仕様でした。
とりあえずカナダでは暫定的に安い14.1インチのノートPCを買って使ってました。でも、激しく重いんです。もういや。やっぱり軽いの欲しい。
あれ、買う?買っちゃう?単に欲しいだけなんやけど、買ってまう?
ということで、買っちゃいました。
Mac Book Air 11インチ!


軽い!薄い!なんかカッコイイ!
けっこういいのが、起動が速いこと。これはいいです。
さらにいいのが、タッチパッド!これは本当に便利。アップルのサイトで説明があります。
画面のスクロールとか、ページ戻りとかがタッチパッドでできて非常に便利です。スクロールができることがこんなにありがたいとは思わなかった。これだったら、マウスはあんまりいらないかも。
結構満足度、高いです。


ただ、ひとつ問題は、バッテリーですね。
バッテリーの持ちが思っていたほどじゃない。というか、足りないよなあ。
電源を持ち歩く必要があるかもしれないですね。
外付けのバッテリーもあるらしいですが、純正じゃなく、日本では売ってないみたいですね(というか、海外でももう買えないのかな)。


僕にとっての、初めてのMac。
ちょっとキーボードがいつもと違ったり、Winのフォルダ構造と違ってよくわからなくなったり、まだまだショートカットがわからなかったりするんですが、じょじょに慣れていきたいですね。
ちょっとこれは当分手放せなくなりそうです。


。。。でも、ちょっと画面、小さかったかなあ。。。

Mar 19, 2011

情報開示か、混乱回避か


福島原発の事故について、各国で対応が異なっています。日本政府や東電からでてくる情報ははっきりしたものではなく、「なんとなく大丈夫」みたいなのが多い気がします。そして、それを信じていない人もたくさんいます。たくさんね。
こんな記事を読みました。天木直人のブログ:「外国人の国外退去を隠そうとした日本政府」。

例えば
ドイツ大使館が在日ドイツ人に国外退避を呼びかけたところ、日本政府から「国外退去をすすめた事実は公けにはしないで欲しい」という要請がドイツ大使館に寄せられたというのだ。
だってさ。これが本当かどうかはわかりません。でも、本当なのかなあ、という気もします。
フランスに関しては国外退避を勧告しているとも聞いていますので、まあありそうな話ではあります。

情報開示に関しては2通りの考え方があります。すなわち、情報を開示するかしないか。
単純に裏表。これは、情報を隠すか隠さないか、と言い換えてもいいかもしれない。

「正しい情報を全て開示する」と、その情報の内容によっては国民の混乱をまねく恐れがあります。大きなショックをもたらす恐れがあります。
それらを考えた上で、政府の判断はこうでした、そして国民のみんなにも考えてほしい、みんなにも判断してほしい。そういうことかな。
個人レベルでも、いろいろ判断し、そして行動する必要がでてくるでしょう。そして、その行動はおそらく、みんな一緒になることはないでしょう。

「正しい情報を開示しない」ということは、その反対。まず、国民の混乱を避けることを第一に考えるということ。国民が勝手な行動にでないようにすること。あるいは、情報を開示しても、国民にできることは何もないため、教える意味がないと判断したということ。どちらにしても、状況があまりよくはないときの手段でしょうか。
まあ、国民には、知られてもいい情報だけ教え、知られたくない情報は教えないということですね。
国民の行動は国がコントロールすべきだという考え方とも言えるかもしれない。

どっちがいいんでしょうか?
日本には(日本だけじゃないとも思いますが)、この情報を開示しない、つまり情報を隠す、ことに賛同する人がけっこういます。
「無駄に不安を煽る必要はないじゃないか」
そう言う人、周りにもいると思います。特に、比較的上の世代の人に多いんじゃないでしょうか。

でも、僕はその意見には賛成できません。
僕は「正しい情報をきちんと開示してほしい」と思うし、そうすべきだと思います。
与えられる正しい情報が増えるにつれ、判断は深まるし、選択肢の確実性は高まります。もちろんその判断が誤ったものになり、危険が生じるという恐れはありますが、そこはもう少し国民を信じてもいいのではないかと思います。
先の状況に備えることができるようになります。精神的にも準備ができるでしょう。
情報を開示することによって、混乱が回避できるということもあると思うしね。
そして、何より、誰も政府の発表を信じないようになってしまいかねません。それは非常に危険です。

これって、がんの告知になんか似てますね。
医師が患者の家族に聞きます。
「治療できないがんであることを、本人に告知しますか?」
「本人には知らせないでください」と答えますか?
「本人の病気なんだから、やっぱり本人も知るべきです」と答えますか?
正解があるかはわかりません。事前に家族同士で話し合っておくべきですね。

国の情報開示についても、一回国民投票でもやってみるといいかもしれません。
「時には冷酷かもしれないけれど、国民は正しい情報を知るべきであり、国は悪い情報であっても開示すべき」か、「対策のしようがないのであれば、情報開示は国民の不安をかきたてるだけであり、国はそのようなことをすべきでない」か、どっちがいいですか?
僕はやっぱり前者ですね。

Mar 16, 2011

Cell phone didn't work, Twitter worked

After earthquake, I tried to call my friends in Tokyo. However, a cell phone just said "Because of earthquake, it is very difficult now to use your cell phone." I couldn't catch them for several hours. I couldn't know if they are OK until I could contact them hours later.


 Also a lot of people couldn't contact their family and friends by cell phone. The reason is very simple. Almost all tried to use their phone at the same time to confirm relatives' or friends' safe, and it was absolutely over-capacity of cell phone lines.
Lines became very busy, and calling on the phone got difficult. This situation has been for several days.


This was big problem. 
If you can't make contact with your people in this kind of disaster, you can't take a rest in mind. You can't find a relief.
This is the situation of cell phone in the earthquake.


On the other hand, we could use Twitter as usual. Twitter doesn't use phone lines, so busy cell phone lines didn't affect on Twitter.
If you have a smart phone and are using Twitter on it, you could post your situation after earthquake. And your family and friends (if they followed you on Twitter) could have read your post immediately. You and your family even could have had chatting on Twitter and checked the situation of both of you.
Also people who used Twitter, they could get up-dated information. Many people on Twitter is posting new information. Some of them (not all) are very useful! For example, information of transportation like train or bus. 
We realized the usefulness of Twitter in the case of big disaster like this.


I will try to let my parents have twitter account. If I'm in the disaster, they will be able to find my post easily on Twitter. 
It doesn't need to be Twitter, but I would like to recommend you to have the way of contacting your people in the case of the disaster, except for cell phone.


I don't know what kind of disaster will come to you and me in the future. But we need to prepare for them in any ways. 
If you want to consider about Twitter, this web will help you a bit. 
Mashable:Only 58% of Tweets Come From Official Twitter Apps
I'm using  TwitterDeck and HootSuite. 

Mar 13, 2011

何ができるのか?

昨日は、海外で日本の状況を心配している友人に現状を報告することを目的に英語でエントリーを書きました。
ここでは、自分たちに何ができるのか、被災地から遠く離れた(僕は実家のある福井にいます)場所から何ができるのか、について書きます。といっても、当たり前のことしか思いつきません。


1.募金
まずはこれが効果的かと思います。誰でもできることです。どこからでもできることです。
そして募金をするのであれば、この場合、大きな組織を使用したほうがいいと思います。みんながみんなで勝手にやったら混乱してしまうでしょう。
ネットでも簡単に募金ができます。Yahoooもやってる。mixiもやってる。gooもやってる。グルーポンもやってる(「ネット系サービス、義援金募集相次ぐ」)。集まったお金を日本赤十字に寄付するところが多いみたいです。
僕はグルーポンを使いましたが、このブログを書いている時点で、およそ5000万円が集まっているようです。グルーポンは世界中に支社があり、世界各国でも同様に募金を集めてくれるいるようです。
海外からも、例えばAmazonではカナダ赤十字を通した募金、アメリカでも募金を集めてくれています。
お金は確実に必要になってきます。少しずつでもいいので、みなさんお願いします。


2.正しい情報を流す
みんな不安です。被災中の人、知人が被災地にいる人、海外にいて情報があまり入ってこない人。
どういう状況なのか、知人は無事なのか、何ができるのか。正しい情報を得ることが非常に重要です。
ツイッター、フェイスブック、ブログなどなど、こういったツールを使って、多くの人に必要な情報を届けることが、できることの1つだと思っています。
ただ、気をつけないと行けないことは、本当に正しい情報を流すこと。不確かな情報や偽情報(こんなときに詐欺だとか、嘘だとか、ありえへんのに!!!)も多かったりします。
僕も気をつけます。善意が意図せず混乱を起こすことがありますので。


今回の地震では特にツイッターが活躍しています。
被災後数時間以上に渡って、携帯電話が非常につながりにくい状況でした。僕も東京、埼玉に電話をしましたが、最初はまずつながりませんでした。安否の確認など、非常に多くの人が一斉に使用したためパンクしてしまったわけです。そのため、連絡がつかず、安否の確認ができないという状況が長時間に渡って起こりました。これはやはり不便です。
そんな中、ツイッターはスムーズに流れていました。ツイッターを使用していた人は、自分が無事であることを即座につぶやき、フォローしている人(家族や知人)がすぐにそれを確認できたことになります。非常に重要なことです。
しかも、ツイッター上では、多くの人が最新情報を流し続けています。例えば、JRや地下鉄の運行状況、ビックカメラで携帯電話の充電ができるということ、などなど。
連絡のつかない家族や知人、または状況のわからない地域の情報を得るためにもツイッターは有効です。ツイッターにはリツイートという回覧機能があるからです。
例えば、多くの人がホリエモンこと堀江貴文氏に「〇〇に住む、△△と連絡がつきません。誰か情報ありませんか」という文を多くの人に回覧してくれるように頼んでます。堀江氏には非常に多くのフォロワーがいて、堀江氏がその文をリツイートすることによって、その多くのフォロワーがそれを見ることになります。
また、海外含め多くの人の励まし、祈り、そういったものも流れています。無駄なツイートはするべきではないですが、こういった内容には元気をもらうこともできます。


3.無駄な電話をしない
電話がつながりにくかったことは書きましたが、だからこそ、必要のない電話は控えるべきでしょう。
これは特に災害発生直後から数時間~1日の間は特に。教訓ですね。


4.とにかく我慢
結局、できることはそれほど多くはありません。何かしたくても、状況が落ち着くまで待つしかありません。普段どおりの生活を続けるしかありません。経済を止めるわけにはいきませんから。
たとえば、献血をしようという人が多くいます。もちろんいいことです。
ただ、現段階でみんなが献血に行くと、おそらく血はあまってしまいます。そして献血された血は長期間保管することはできません。廃棄するしかなくなります。そして、一回献血をすると、最低でも4週間は献血できません。
我慢も大切なんです。
ボランティアに行きたいと思う人も多いでしょう。でも、それがたとえ善意であったとしても、素人が大勢行くと、逆に邪魔になってしまうこともあります。状況を見ることが大切です。
だからこそ、その気持をひとまずお金の形で使ってもらうのがいいと、僕は思ってます。


この災害、阪神大震災の時よりも被災地の復帰には時間が掛かるかもしれません。瓦礫だけじゃなく、津波のせいで泥が大量に街に入ってきたから。
少しずつでも何かできることがあれば、と思います。


他にもいろいろできることがあるかも知れません。
みんなで考えましょう。

Mar 12, 2011

Earthquake and Tsunami

As everybody knows now, Japan was hit by huge earthquake yesterday. Magnitude level of this earthquake was 8.8, this is the highest record...
After that very big tsunami was coming from Pacific Ocean. The damage of north-east part of Japan have been huge, more than huge. Tsunami was over 10m high, and came again and again.
Some village disappeared. Many cars, houses and ... even people were washed away. 
I heard today's news, and it said that 80% of Rikuzen-Takada city was covered by water. 80%!!


Biggest city of this area is Sendai. Sendai is my university city, and I lived in this city for 6 years.
This city and around this city had also huge damage by tsunami. Tsunami came to several km from the ocean, and washed large area. After tsunami went back to the ocean, there were 200 - 300 dead people found...
Sendai airport was also hit by tsunami, and covered by water and mud... 


Also in Tokyo, the biggest city in the world, several people was died. 
Cell phone lines were very busy, and it was very tough to call family and friends. 
In this situation twitter was working as very useful tool. People could contact on twitter, and got any news. 
All trains and subways stopped operation. Subways started their operation one by one last night, and JR train started this morning.
Millions of workers in Tokyo can't go back home by trains. They walked several hours to home, or many couldn't go home.


As time has passed, the number of people died has getting bigger and bigger. It is very scary.
Several hundred were died, and also more than several hundreds of people are not found.


Please see this article (The Big Picture 「Massive earthquake hits Japan」). It will lose your words. However please know the fact. I think it is knowing the fact is one of the most important thing.




However, even in this earthquake and tsunami, people is moving without losing temper. People were not in panic. People were looking for what they can do, and move quickly. 
People are helping each other!!
We Japanese can proud of us, and Japan. 
We can recover from this disaster soon!


The world: Thank you very much for your praying for Japan (#prayforjapan)!!



Hoping things will go well.

Mar 4, 2011

「旅行をしない若者たち」をターゲットにすることが本当に正しいのか?

さて、日経ビジネスのこちらの記事(「若者には旅をさせろ」の狙い)の中で、「旅行をしなくなった」若者向けにいろいろとユニークな宿泊プランがネット上に登場する、ということが紹介されています。
なんでも、国民1人当たりの国内宿泊数が減少しており、特に20代、30代の”若者たち”の落ち込みが激しんだそうです。
そこで、この若者たちに旅行をしてもらうために、じゃらんが大学生を招いて、若者向けのプランをいろいろと作成したんだそうです。


また、記事の中では、宿泊施設が古くからのやり方に頼り、自助努力をしていない状況も大きな問題であることが述べられており、ネットを使って、顧客と交流を取らないとダメ、という観光庁役人のコメントも載せてます。
さらには、
現在ではツイッターやフェイスブックなどの無料で使える様々なマーケティングツールがある。
とまで言ってます。そして、
他人任せに浸り切った宿泊業界が自主的改革を起こせるか。「旅行をしない若者たち」を動かせるかどうかが試金石となる。
とこの記事を結んでますが、どうなんでしょうね。


なんなんだ?日経ビジネスってこんなの記事になるの?なんかズレていると感じるのは僕だけ?


そもそもツイッターとかフェイスブックをマーケティングツールとして無料で使えるの?ホンマか?
「ご飯おいしかった。お風呂もよかった」ってつぶやくだけじゃないんやろ?
ネットを使うのはいいと思います。でも、ネットはあくまで手段ですからね。


それに、これは旅行業界だけのことでもないと思うんですが、過去の成功体験にしばられて、変化しようともしない宿泊施設なんて、そのまま自然淘汰されてしまえばいいと思います。
変われないんだったら、消えてもらうしかない。本気で”流通革命”なるものを起こしたいんだったらね。
ダメなプレイヤーが、やっぱりダメなままなんだったら、そんなプレイヤーには退場してもらいましょう。そのためには新しいプレイヤーにどんどん参加してもらうことが重要なんじゃないでしょうか。
僕は、こういう業界への参入障壁の高さはよく知りません。知りませんが、もし参入に際し強い規制があるのであれば(なんか、農業とかいろんな業界を見てると、規制ってありそうなんよなあ)、緩めちゃいましょうや。


最後にターゲット。
数値上、旅行回数が激減している”若者”をターゲットにすえて取り込もうとすることが本当に正しいのか?
それがダメだと言ってるわけじゃないんです。それはそれでありかもしれないんですが、だけど、なんか違和感があるんですよね。そもそも旅行しなくなった(らしい)若者が、またがんがん旅行するようになるとは僕には思えないんですよね。
少なくとも、若者をターゲットにするんなら、減少しているとはいえ旅行を楽しんでいる若者をターゲットにしたほうがいい。旅行しなくなった若者をターゲットにするんじゃなくてね。
旅行をしている若者が、これからも旅行をより楽しんでもらえるようなプランを考えるほうが重要だと思う。


まあそれよりも、比較的お金を持っている、退職後のベビーブーマー世代の方が狙いやすいと思うんですけどね。若い頃から旅行が好きな世代。仕事が忙しくてそこまでゆっくり旅行する時間を取れなかった世代。
こういった世代向けのプランを考えたほうが効率的な気がします。
例えば、温泉につかったり、周りの自然を散策したり、1週間くらいゆったりと宿泊してもらうプランとか。これだけゆったりできれば、土地の料理もいろいろ食べれるしね。
外国人向けにもこういうプランっていいんじゃないですかね?


日本は自然が豊かだし、田舎も風情あるし、四季があって景色は綺麗だし、おいしいものはたくさんある。土地土地にはうまい日本酒もある。
観光資源には恵まれてるんです、絶対。国内観光客も外国人観光客も魅了できるんです、絶対。
お客さん目線になって、マーケティングに努力すれば、きっと道は開けると思うんですけどね。
なかなか難しいですね。。。


とりあえず、僕は日本の温泉が恋しいです。

自分を信じて前進し続けるってこと

今日でカナダに来て11ヶ月です。早いもんです。来週日本に帰ることになりました。
まあ、いろいろありましたね。いいこともあり、ハプニングもあり、、、
というわけで、「このタイミングで何か書いておきたいなあ」と思ったわけですが、まあ、新しい出発ということであれば、やっぱりこれでしょう。


Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005」(Youtube)
あまりにも有名なスピーチすぎて、ここに持ち出すのはちょっと恥ずかしいくらいなんですが、僕にとってこのスピーチはとっても大事なモノです。
それに、これはスタンフォードの卒業式でのスピーチなので、新しい出発にはちょうどいいですよね。


僕がこのスピーチを初めて聞いたのは、多分2年半くらい前だったと思います。多分。
ものすごいインパクトでした。

もう何回聞いたかわからないくらい聞きましたね。
たった15分弱でここまで語れることがすごい。ここまで人を引きつけられることがすごい。もう、ホンマにすごいわ。
このスピーチがなければ、僕はカナダに来てなかったかもしれません。
「もっと上に行きたい、もっと上に行きたい」って思いながら、ずっと気持ちだけあせってたんっですね。Steve Jobsがそんな背中を押してくれた気がします。



もしこのスピーチを聞いたことがない人がいるならば、ぜひ聞いていただきたいと思います。こちらのサイトに日本語訳がありましたのでどうぞ(H-Yamaguchi.net「Steve Jobsのスピーチ、山口訳
」)。


このスピーチの中で、僕にとって、特に重要な部分を上記サイトから引用。



Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. 
繰り返しますが、先を読んで点と点をつなぐことはできません。後からふり返って初めてできるわけです。したがってあなた方は、点と点が将来どこかでつながると信じなければなりません。

これは確かにそう思います。カナダに来なければ、FacebookとかTwitterを始めることもなかったかもしれないし、それであれば、4月から働くことになっている会社に出会うこともなかったかも知れません。
自分がこれまでやってきたこと、今やっていることは、今は見えなくても、いつか、何らかの形でつながるはずだと信じ続けることが大事。信じて進むことが大事。
まあ、これがまた難しいんだけどね。



Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking, and don't settle. 
皆さんも、仕事が人生の大きな部分を占めていくでしょうが、真に満足するために必要なのはただ1つ、皆さんが素晴しいと信じる仕事に取り組むことです。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら、皆さんがやっている仕事を愛さなければなりません。もしまだそれを見つけていないのであれば、探し続けてください。ひとつの場所に固まっていてはいけません。

妥協してたらアカンよね。生きていくということは、探し続けることなのかもしれません。



Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary. 
あなた方の時間は限られています。他の誰かの人生を生きて無駄にしてはいけません。ドグマにとらわれてはいけません。それは他の人たちの思考の結果とともに生きることだからです。他人の意見の雑音によって自分の内なる声が掻き消されてしまわないようにしてください。そして最も重要なことですが、あなたの心や直感に従う勇気をもってください。心や直感は、あなたが本当は何になりたいのかすでに知っています。他のことは全て二の次です。

ここがこのスピーチのハイライトでしょう。自分は自分。人生は1回。
僕の心や直感は、僕が本当は何になりたいのかすでに知っている、とのこと。自分との対話を繰り返さないと。。。
他のことは全て二の次なんだから。
もしも、自分のことを信じてくれる人が1人もいなくても、自分だけは自分のことを信じて進みたい。とっても怖いし、しんどいし、難しいかもしれないけど、おれはおれやからな!
と思ったりもするわけですね。




そして、、、

Stay Hungry. Stay Foolish. ハングリーであれ。愚か者であれ。

は言うまでもないですね。






最後に、余計かもしれないけど、名言をもう一つおまけ。
ジブリの映画「耳をすませば」のお父さんのセリフ。
人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね

Feb 25, 2011

ルパン三世の働き方

さん興味深い内容を提供してくれるこちらのブログ(世界級ライフスタイルのつくり方)、僕はいつも楽しみにしてます。先日、このブログで未来の仕事ってこうなるよ、という内容のスライドを紹介していました("The Future of Work")。


このスライドの内容、特に目新しいということでもないんですが、わかりやすくまとまっています。
”20年後にどんな仕事が存在するかなんてわからない”という前提のもと、未来の仕事について4つの特徴を提示しています(Transparent, Flat, Competitive, On Demand)。


1つ目のTransparentについては、評価の問題、生産性の問題、そしてひいては終身雇用制までつながりそうなことじゃないかな。
2つ目のFlatについてはトーマス・フリードマンが「フラット化する世界」で言ってることですね。JetBlueの話も出てきますね。読んでない人は、ぜひ。
3つ目のCompetitiveについては、最近よく言われる、大学のあり方とか、雇用の問題とか、海外
留学生の採用とか、その当たりの話ともリンクしてくると思います。クラウドなどにも話はおよび、ITリテラシーがない人はどんどん競争力がなくなっていくでしょうね。大変だ。
4つ目のOn Demandについては、キャリアについて。終身雇用はもう保証されてない、これからは契約ベースというか、プロジェクトベースの働き方が主流になっていくと言ってます。プロジジェクトに際して、必要な人材でチームを組み、プロジェクト終了とともに解散。そんなフリーランス的な働きかたが増えていくでしょうね。


僕が今回、このエントリーを書こうと思ったのは、4つ目のOn Demandがあったから。
以前(多分半年くらい前)Twitter上で見かけて、強く印象に残っている内容とこのテーマがリンクしたんです。「お~、これや!」って思っちゃいましたわ。
その内容っていうのが、タイトルにある「ルパン三世」的な働き方について。
つまり、普段は個人個人で動いている(働いている)けど、大きい仕事(プロジェクト)の際には必要に応じて集結し、シナジーを発揮する。そして、その仕事が終われば、またバラバラになる。
役割分担もしっかりしている。

  • 情報収集や、戦略構築など頭脳を使う部分はルパンの役目。
  • ルパンの行動面での補佐、相談役、戦闘関係は銃の名手、次元の役目。まあ彼はいわゆるオールマイティー的な存在ではありますが。
  • 活路を切り開くこと、しんがりを努め、相手の戦闘能力を削ぐことは五右衛門の役目。

こういうのええよなあ、って思うし、こうなっていきたいと思ってます。


程度はわかりませんが、欧米ではこんな感じの働き方が浸透しているらしいです。
日本ではいまだに大企業信仰みたいなのが強く、不景気なのもあって、(変化に鈍感な親世代の価値観を押し付けられているってのもあるかも)、安定を求める学生も多く、このような働き方をする人はまだまだ少数でしょう。
しかし、どんどん仕事のスタイルは変化していきます。時代は変化していきます。
何が安定なのかとか、何がリスクなのかってのは、その時代によって違うし、大企業にいることが安定だという一般認識が10年後や20年後まで残っているのかも不明。
常にそういった変化には敏感でいたい。そのときになって、後悔しても取り返しはつかないもんね。
いろんなスピードがますます早くなっている時代、すごく大事なことだと思います。

Feb 21, 2011

公認会計士試験の目的って何?

公認会計士って大変なんですね。昨年の公認会計士合格者のうち、約4割が就職できてないらしいです。こちらのブログで知りました。「公認会計士 合格しても4割浪人 合格者増・不況が原因
確か、公認会計士になるためには、試験に合格後、2年間の実務経験が必要だったと思います。ということは、「会計士浪人」の人たちは正式に公認会計士になるための実務経験ができないことになりますので、試験に合格しても公認会計士の資格がもらえない人たちということになってしまいます。
なんだかなあ。。。
大変ですね。まあ、自分で選んだ道なんだろうから、しょうがないね。


上記ブログでは朝日新聞の記事を紹介してます。

金融庁は06年、「一般企業など幅広い分野で活躍が期待される」として、合格者数をそれまでの1千人台から2千~4千人台に増やしたが、監査法人以外への就職は依然として進んでいない。監査法人の内定者が全体の89.7%だったのに対し、一般企業と役所は計6.8%。前年の2.1%より増えたものの、「大半の企業は欲しがらないし、合格者も行きたがらない」(金融庁幹部)という状況だ。一般企業では資格取得の要件である会計実務を積める保証がないことが、合格者が敬遠する最大の理由という。
金融庁はこうした問題を解決するため、公認会計士試験の合格者をこれまでの2千人程度から、今年は1500人程度まで減らす方針を示している。資格制度も13年から大幅に変え、実務経験の条件を緩めた「企業財務会計士」と呼ばれる別の資格を新設する考えだ。
正直、「違うやろ」って思うわけです。06年の話もおかしいし、今回の話もおかしい。
これを読むと、公認会計士試験の目的が「試験合格者の数をコントロールすること」にしか思えないけど、そんなわけないじゃないですか。
この試験の本来の目的は「公認会計士としての職務を全うするのに必要な知識(、スキル)を備えているかを判断する」ことであるべき。だって資格試験なんやもん。


そもそも、資格試験で合格者数をコントロールしようということ自体がおかしい。合格者数は結果でしかないもん。
合格者をコントロールするための方法って、合格点は固定のまま、試験の難易度を上下させることでしょう。変更のたびに合格者のレベル、変わりますよ。公認会計士に仕事を依頼する企業にとってみれば、詐欺みたいなもんです。
それとも、試験自体を「上位1500人を合格とする」というようにしちゃいますか?合格者のレベルが安定しないし、年ごとの不公平感が大きいですよ。

公認会計士の仕事はこういうもの、というふうに決まっているのだから、その仕事をするのに不足なしと判断された人はみんな公認会計士になっていいんですよ。
その結果、公認会計士が多くなりすぎるから困るとか、仕事にありつけない、というのは全然別の話。だから試験の合格者を減らそう、とか増やそうとかありえないですわ。
公認会計士が多くなりすぎる、ってことは結局公認会計士の価値が下がるだけで、公認会計士なんてそんなもんよ、ってなるだけ。

公認会計士が多くなって、仕事にあぶれる人が出てきたり、ステータスが下がることが嫌なんであれば、公認会計士に求める仕事の難易度とか要項自体のレベルを上げるべきなんじゃないかな。
その上で、現職の公認会計士含めて新しい試験を受ける。だって、現職の公認会計士って、旧要項のもとでの公認会計士なんだから、新要項に変えた時点で試験受けなおさないとね。



言ってしまえば、公認会計士試験って、運転免許の仮免試験とか本試験と同じなんですよ。同じ資格試験。大学入試みたいに定員が決まってて、上から成績優秀者を定員になるまでとっていくような試験とは根本的に違うんです。
「免許をもっている人が多いから、今年の免許取得者は●●●●人にします」とか言われたらどうですか?「アホか!」ってなりませんか?
そういうことなんじゃないでしょうか。