コンビニでカールスバーグが売ってたので買ってみました。
ちょっとラベルを見ると、 輸入元はサントリー酒類(株)とのこと。へえー。
日本でも海外のビールって結構売ってるけど、どこが 輸入してるんやろう?ちょっと気になったので、まとめてみます。
バドワイザー
アンハイザー・ブッシュ 社(米)の製品。
キリンがライセンスを取得し、日本で生産しています。なんと国産なんですね。
バドワイザーはこの方法をカナダでもとっています。ラバット社がライセンスを取得し、カナダ国内で生産、販売をしています。
ハイネケン
ハイネケングループ(オランダ)の製品。
キリンとの合弁会社、ハイネケン・キリン株式会社を通じての販売されているとのこと。全種類ではなさそうですが、キリンが国内でライセンス生産を行っているようです。
これも国産やなあ。
カールスバーグ
カールスバーグ(デンマーク)の製品。
コンビニで買った缶を見ると、原産国はデンマークだそうです。日本では生産してないんでしょうかね。
輸入元はさっきも書いたとおり、サントリー酒類
ギネス
ギネス社とグランドメトロポリタン社の合併で誕生したディアジオ(英)の製品。
もちろん誕生はアイルランドです。
日本でのマーケティング戦略にディアジオジャパン株式会社を設立。ギネスの販売元はキリンです。日本での生産はしていないのかな?
コロナ
モデロ社(メキシコ)の製品。
原産国はもちろんメキシコで、輸入元はモルソン・クアーズ・ジャパン株式会社。
カナダのモルソンと、アメリカのクアーズの合弁会社の日本法人。モルソン、懐かしい。
クアーズもこの会社が輸入してますね。
他にも
ステラ(ベルギー)、レーベンブロイ(ドイツ)、ヒューガルテン(ベルギー)がアサヒから販売されてます。
こうしてみると、いろんな国のビールが日本でも飲めます。
そして、その販売にはサッポロをのぞく4大ビール会社が絡んでます。
こうしたライセンス生産や販売権を獲得できるというのは、その企業の力をあわらしていると言えなくもありません。
国内はもちろん、最重要地域になっていくであろうアジアにおける販売網などの力。
これらのライセンスは数年契約でしょう。ということは、両者が満足できなければ輸入元は変わるということ。
げんに、かつてはギネスをサッポロが、バドワイザーはサントリーがおさえていたようですから。それが現在はともにキリンに移っています。
さらにもう一つの懸念は、いつまでライセンス販売が可能かということでしょうか。
世界中でビール企業の買収・合併が進みました。
日本の4社はその中にはまだ取り込まれてはいませんが、今後はどうなるかわかりません。
もっともそれがいいのか、悪いのかは現時点ではよくわからないのですが。
仮にサッポロかどこかが買収された場合、日本での各ブランドの販売権がどう動くかはよくわからないですね。
まあ、そうは言っても、海外ブランドのビールが日本でどこまで売れているかといえば、
きっと各社の銘柄の販売額に比べれば微々たるものなんでしょうけどね。
なにはともあれ、ビール業界ってけっこうおもしろそうです。
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