エコノミストに面白い図がありました。
歴史の終わり、すなわち世界各国から人がいなくなるのがいつごろか、
を表したグラフです。
人がいなくては国は存続しえません。
これによると、例えば
香港は西暦3000年を 迎えることができず、3000年〜3500年の間に、
シンガポールや韓国にも人がいなくなっていくようです。
日本はというと、、、ほぼ中国と同時期、3500年になる直前に人がいなくなってしまう計算になってますね。あと、1500年か。。。
戦争もなく、国の存続に関わる大きな災害もなく(つまり、日本沈没みたいなのはなくってこと)、自然減少だけでも1500年。。。ちょっと短いよなあ。
さて、これ、どういう計算をしているかというと、
現在の出産率の中の女の子が生まれる比率を使って、ひたすら女性の数を追いかけているだけ。計算はとっても単純です。
例えば、記事の中でも紹介してますが香港の場合、
現在1000人の女性から女の子が547人生まれることが期待できるそう(54.7%)で、その547人から次世代には299人の女の子が生まれる計算になります(547x54.7%)。
香港女性の平均出産年齢が31.4歳であることを考慮すると、香港の女性人口は現在の375万人から25世代後の2798年にはたったの1人になってしまうんだとか。女性がいなくなれば子供は生まれないので、歴史の終わりというわけ。
前週号でも 紹介されていましたが、アジアの国々で特に結婚年齢が上がり、結婚しない人も増えています。そして生まれる子どもの数も減少しています。
出生率は欧米より低くなり、人口はどんどん減っていくでしょう。
個人的にはこれらは個人が選択する問題であり、ああしなさいとかこうしなさいとか、そんなんないよなあと思ってます。好きにしたらいい。
とはいえ、確かに人口が減少していくというのは問題やなあ。人が少なくなればなるほど国は元気がなくなっていきますからね。経済も発展しない。
今回の数値は半分ジョークみたいなもんだとしても、言ってることは間違ってない.。
なんとかしないといけないのかもしれないけど、もう手遅れな感もあります。
移民の積極的な受け入れ、子供に対する給付金(ただしやるなら不公平感なくね)、子供ができても働くことのできる環境づくり,など、語りつくされている感はあるものの結論・進展のなかなか見えないこれらのことをやっぱり考えないといけないですね。
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