「上場企業数は3646社 3年連続減少」という記事を読みました。
昨年は128社が上場廃止となったようです。そういえば、JALも去年のことですよね。武富士もそうです。調べてみると、エスエス製薬、三洋電機、幻冬舎当たりもそうなんですね。
上場廃止の要因としては、親子上場解消による上場廃止なんだそうです。そういえば、日立が子会社を集めてましたね。あれって去年のことだったんですね?
他にはMBO(マネジメント・バイアウト)とかも上場廃止の要因となります。幻冬舎が話題になりました。もっとも、幻冬舎はまだ上場廃止にはなってないみたいですが。
一方で昨年上場した企業もありますね。
話題になったのが第一生命でしょうか。まあ、株価はいまいちなんですけども。
あとは大塚ホールディングスが去年の最後に上場しました。ポカリを久しぶりに飲みたくなりました。でも、バンクーバーではさすがに見かけません。。。
この記事を読んでいて、日本全体での上場企業数はわかりました。
じゃあ、日本に5つある証券取引所それぞれの上場企業数は一体どんなもんなのかということが気になります(ならない?)。ということで表にまとめてみました。ちなみに5つの証券取引所とは東京、大阪、名古屋、札幌、福岡です。企業数のデータは各証券取引所の一番新しいデータです(2011/1/20時点)。
新興市場については以前のエントリーで書いたことがありますので、そっちを読んでみてください。ヘラクレスとJASDAQが統合したので、現在は5つになりました。どの証券取引所にも一つずつです。やっぱりいらよな、そんなに。
そもそも証券取引所が5つも必要なんでしょうか、いまどき。全部で上場企業が76しかない札幌とか、130しかない福岡とかいらんやん。名古屋もいらんと思います。
東証1部、2部、新興市場には大阪のJASDAQ。これだけじゃあかんのかな?2部もなくていいけどね。シンプルなのがいいと思うんですが、あかんのかな?
そもそも、名証に単独上場している企業(他の証券取引所には上場していない企業のこと)はたったの101社(1部はたったの7社)、札幌は31社、福岡は38社しかありません。当然ながら、新興市場はほぼ100%が単独上場なので、実際にそれぞれの証券取引所に単独上場している企業はごくわずかです。
ああ、言い忘れました。上の表の企業数を合計しても3646社にはなりません。理由は上記の通り、複数の証券取引所に上場している企業があるから。
例えば、札幌市場には東レとか、旭化成とか、キリンとか、東証に上場している大企業が上場してます。三井物産とか伊藤忠商事もありますね。
ややこしいなあ。
東証1部の上場企業数は20年で40%ほど増えたんですね。へえ。
一方で気になるのが、外国会社の減少。1990年の125社から2009年には15社にまで減っています。1/10以下になってます。なぜ??
日本の株式市場に上場する意味がないってこと?上場してた企業が撤退してるってこと?香港とかシンガポールとか中国のほうがいいってこと?
20年前はよくわからないけど、今はニューヨーク市場の株でも普通に変えるんやろうからね。日本の個人投資家をあんまり相手にしてないかもしれないし。機関投資家相手であれば、特に東京に上場する必要もないってことなのかな?う~む。
外国会社の上場減少の意味とその理由が僕にはよくわからないのですが、この激減ぶりはとても気になります。
それにしても、記事にもありますが、アジアの勢いってすごいですね。中国、すごいなあ。
ファイト!
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