Jul 23, 2010

Resume

HRクラスの時間に英語のレジュメを作りました。まあ、いわゆる日本で言うところの履歴書+職務経歴書です。
こっちには2つもありません。レジュメだけです。
フリースタイルですが、まあ定型というか、書き方があります。

日本の場合、年齢とか性別とか結婚してるか(配偶者の有無)とか扶養家族の有無とか、書かないとダメですよね。履歴書にはこれらの記入欄があり、埋めないわけにはいきません。多分。そして、面接でも聞かれたりします。
さらに写真をはったりします。


カナダの場合、これらは全部書きません。なぜなら、仕事内容と関係ないから。
何歳であろうと、仕事がこなせればまったく問題はありません。能力のみが重要。それ以外は差別になってしまいます。
まあ、もちろん例外はありますがね。

そして、面接でこれらの質問をすることは法律違反です。
「年齢は?」「ご結婚されてますか?」などなど、イリーガルクエスチョンと呼ばれてます。
ただ、面接官の中には、イリーガルと知っていながらあえて質問してくる人もいるようです。どんな反応をするのか、どう対処するのかをチェックするんだそうです。
これらの質問には
「その質問内容とこのポジションの仕事内容と全く関係がないと思いますので答える必要はないと思います。」とか
「申し訳ないですが、その質問は私にとってuncomfortableであり、仕事内容とどのような関係があるか理解できないのでお答えできません」とかいう対応をすることが一般的みたいです。
そもそもこの場合、uncomfortableって、どう訳すんですかね?「不快なので答えたくない」だと、少なくとも日本語だと、穏やかじゃありませんな。「その質問は私にとって、居心地がよくありません」とでも訳しておきましょうか。
どちらにしても日本でこんな答えをしたら、感じ悪い奴だ、となりそうですね。


少なくとも新卒一括採用方式の日本だと、年齢が外されることは当分というか、ずっと?なさそうですね。
僕には、仕事内容と年齢にどんな関係があるのかわかりませんが。能力だけでしょ、問題は。
経験は重要かもしれませんが、必ずしも年齢が経験とイコールなわけではないでしょう。


それはそうと、韓国の履歴書もおもしろいです。
日本のさらに上をいってます。
英語の試験(まあTOEICですね)の点数が必要。
男性の場合は、徴兵時代にどこのどの部隊にいたか、ということまで書く必要があります。
徴兵を免除されるのは、身体に何らかの問題を持っている場合が多いらしく、それを見るんだそうです.。
ただ、個人的にはちょっと差別的な印象を受けます。そもそもクラスの韓国人の友達も「ミリタリー経験を持ってない奴はダメだ」とか言ってましたしね。
徴兵制のない日本人の、というか僕個人の感覚として、感じのいいものではなかったです。正直。
あと、面白いところとしては、韓国の履歴書には身長と体重を書く欄もあります。これはちょっとよくわかりませんけどね。

こんなところにもお国柄がでるんですね。

まあ、個人的にはカナダ式のレジュメが一番好きですが。
というか、それ以外はとても好きになれませんな。



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