「できないものねだり」はおやめなさい!スウェーデン財務相からの警告 - 北村隆司
ご参考に。
高社会保障の国というイメージの強いスウェーデンですが、高すぎる福祉水準を適正水準に戻すことによって破綻しかかっていた経済を立て直したそうです。
「福祉と雇用の2兎を追う時代は終り、雇用、雇用、雇用の時代となった。何時までも、高福祉、低負担の夢想を捨て切れなかったギリシャ、ポルトガル、スペインなどが、財政危機を迎える事は当たり前だ。」と国民の「無いものねだり」に追随してきた南欧3国を厳しく批判し、返す刀で「米国の経済政策もいずれ破綻する」と国民の人気を気にするオバマ大統領の2兎追い政策を批判しています。
という部分が特に印象的です。
さすがに低負担で、高福祉は実現不可能だと思います。
スウェーデンにしても、高負担であったがゆえに、高福祉が実現できていたのでしょう。少なくとも。
高福祉を望むのであれば、やはり消費税の引き上げは必須なのかなという気がします。
ただ、消費税のみに焦点を当てて話しもよくないです。他の税制(法人税とか所得税とか・・・)とも絡めないといけない話だし、どこまで長いスパンで考えるかという視点も必要だし。
まあ「そもそもどこまでの高福祉が必要なのさ?」という気もしますが。
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