いよいよ今月26日にボーイング7871、ドリームライナーがデビューします。
世界で最初の商業フライトは成田→香港のチャーター便。
このごろエアバスに遅れをとっている感のあるボーイングですが、このB787で一気の巻き返しと航空機業界への大きなインパクトを狙います。
このB787を世界に先駆けて導入するのが、ANAです。
企画段階からパートナーとして参加し、多くのノウハウを提供してきたらしいです。
その初フライトを前にして、9月末のThe Economistには、6ページを使ったB787の広告記事が掲載されていました。ページの上に”ADVERTISEMENRT”と書いてはありますが、内容は結構気合の入った紹介記事です。
その中で先代のB767と比べてどれだけすごいのか、多くの数字を使って説明していますので、いくつかご紹介。
フライト可能距離が20%延長し、15,200kmまでの飛行が可能に
→日本から欧米のすべての都市へ直行便が飛ばせることになった
飛行速度はマッハ0.85
燃費が20%向上
CO2排出が20%、NOx排出が15%削減
→より環境に優しい航空機へ
ノイズが60%低減
B787の部品のうち35%が日本製
重量の50%が東レの開発した炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)
機体重量が20%軽量化
75cmワイドで、25%低いキャビン
窓の大きさが30%増
ANAは55機のドリームライナーを注文済み
機体の軽量化が大きな特徴のひとつでしょう。
それが燃費向上、飛行可能距離延長、機内快適性向上などにつながっています。
これまでは大型機でなければ飛ぶことのできなかった距離を中型機でも飛ぶことが可能になりました。
次世代中型ジェットとも呼ばれるB787 ドリームライナー。
乗ってみたい。むっちゃ楽しみやん!
国内線は、羽田〜岡山、羽田〜広島にまずは使われる予定です。要チェック!
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